きよはらファンが泣いた日 ~スーパースター清原和博の逮捕

まさか大好きな清原和博のこんな記事を書く日がくるとは思いもよりませんでした。
2月3日朝、『清原、逮捕されたみたいだよ』と聞かされました。
嘘であってほしいという願いも望みも、テレビをつけた瞬間にかき消されました。ちょうどワゴン車が映し出され、車内には清原和博がいました。
それを見た瞬間、悲しくて悔しくて涙が出てきました...

小学生のころ、王さんのホームラン見たさに毎日ワクワクしながらテレビを見ました。清原桑田のKKコンビを見たときは、高校生にもこんなにすごい人がいるんだと驚かされました。そして甲子園でいとも簡単にホームランを打つ清原和博を見て、すごく好きになりました。

清原に「バカ野郎!」と言いたい。

バカ野郎!なにやってんだよ!と言いたい気持ちでいっぱいです。清原には近い将来、もう一度何らかの形でユニフォームを着てもらいたかった。もしかしたら、揺れ動いている母校PL学園を心配して、自ら「監督やります」なんて言うこともあるんじゃないか...なんて考えたりもしていました。

しかし、清原和博は応援してくれていたすべての人たちを裏切ってしまいました。
愛する2人の子どもたちまでも。
今、清原がやるべきことは過ちを認め、すべて正直に話すこと。そして薬物を絶ち深く反省することではないでしょうか。

昨年11月に始まったブログも閉鎖

毎日何回か更新されていたブログ。
短い文で、お世辞にもうまいとは言えない、ちょっとぎこちない文は清原和博らしさが全面に出ている気がして私は毎日楽しみに見ていました。

名球会フェスティバルで使うファーストミットを子どもたちがきれいにしておいてくれたこと。野茂英雄や秋山幸二とのツーショット写真を撮ったこと。長嶋茂雄さんから「清原!元気にしてるか!何時も君の話をしていたんだ!」と声をかけられ、涙が出るのを必死でこらえたこと。

楽しそうに毎日を綴っていたブログも閉鎖されてしまいました。

失ったものは大きいけど、すべてが終わりではない

犯してしまった罪はあまりにも大きいことは間違いありません。
薬物使用を肯定するわけではありませんが、もうやってしまったことはどうすることもできません。テレビをつけると地元岸和田の人が、「大阪の恥」と言っていました。本当にそうでしょうか。私はそうは思いません。

たしかに清原和博は何を言われてもしかたがないかもしれません。
だけどたった1回の失敗で、まわりの人間が清原和博のすべてを否定するというのは私は違うと思うんです。

今回の逮捕は薬物に依存していた弱い自分と決別し、立ち直るチャンスだと思います。清原自身もそういうふうに捉えてくれたらいいなと私は心から願っています。

最後に...
元西武ライオンズのチームメート、石毛宏典氏のことばが熱く胸に突き刺さりました。
『一人の人間の人生を、トータルで観てあげたい!清原和博・まだ人生、半分だ!!』
石毛氏のことばは、すべての清原ファンの思いが詰め込まれているようにに感じました。

清原和博の本『男道』。表紙はいかつい顔をしていますが、カバーを取るとマメだらけのごつい手が。誰よりも野球を愛して努力を重ねてきた証拠。

大きな失敗をしてしまいましたが、525本のホームランや輝かしい記録と記憶は彼が誰よりも努力して作り上げたものだということに変わりはありません。
私もファンの1人として、いつの日かまた、清原和博が何らかの形でファン、そして野球に恩返しする日がくると信じています。

■ プロ野球
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