ぶらり宮古の町あるきを逆回転で

町中でお祭りがあった日の岩手県宮古市の様子です。「逆回転」って別に大した意味はなくて、最後に撮影した埠頭の景色がきれいだったから。それだけ。そのうち、正回転分も上げちゃおうかな。

たくさん被害のあった鍬ヶ崎のすぐ近く、宮古の海の光景です。4年半という時間が感じられるかもしれません。でもこのあたり、けっこう以前から釣りをしている人が多かったんですけどね。海が日常に溶け込んでいた地域なのだと思います。

宮古出身の先輩が言うには、朝昼晩、ご飯の代わりにホタテを食べてたってくらいですから。もちろん季節によってホタテがホヤだったりサンマだったりしたのでしょう。その時々にいちばんたくさん獲れる物をた〜んと食べる。

宮古に来るたび思うんです。その先輩の言葉。日本人の生活の原点だよなって。

残念ながら先輩とは4年半以上音信不通なんですけどね。

みやこ海の駅「シートピアなあど」の一角にはこんな表示も。シートピアなあどは宮古市でも有数の観光スポット。いろいろなイベントも開催されているので、おこしの際は是非お立ち寄りください。宮古の海の幸もたくさん販売してますよ♪

通行人の影が長く伸びる、夕方の宮古のメインストリート、末広町のひとコマ。人っ気がないのはお祭りパレードが終わった後の、ほんの数分間だったから。

で、お目当てのお祭りがこれ。こちらは仙台から招かれた雀躍りのご一行。宮古の町を人たちを華やいだ気分で一杯にしてくれました。他にも東北各地からのお祭りが招待されていましたが、その話はまた次か、そのまた次の機会にね♪

お祭りパレードのメインストリートは宮古の目抜き通り。魚屋さんでは「のしいか」の実演販売もされていました。のしいかって、本当にローラーでのしてつくられるんですね。これ、とっても美味しかった〜〜☆

お祭りの合間に町中をぶらぶら。ふと気づけば目の前は駅前広場。もちろん宮古と言えば三陸鉄道北リアス線のターミナル!
こちらの話題もまた後ほど。乞うご期待なのであります!

駅前通りにはこんなお店もあるんです。こちら、本屋さん。最近、こんな感じの本屋さんって見かけないのでは?
商品を日焼けから守るためにシートを掛けているのです。江戸時代だったら、大きな藍染めの覆いがかかっていたのかも。

本屋さんを横目に歩いて行くおばあさまの足下にあったのがこちら。宮古市特注のマンホールの蓋。ちゃんとオスとメスがわかるような鋳物になっていますね。町のキャラクターのサーモンくん(おとこのこ) ・みやこちゃん(おんなのこ)のプロトタイプなのかもしれません。

そして町中を流れる排水路には、木製の土留め。もしかして、この溝にも鮭が遡上してくるのかもしれません。なんか、すごくいい感じ。

そしてこちらの土蔵です。あまりにもモダン過ぎるのと、きっととっても大切なものを収めていたんだろうという感じが相まって、さらに夕日の雰囲気までコラボして、宮古っていいなあって感じ。

なんだか寂しい感じだし、さびれているんじゃないのって?

いえいえ、「趣がある」って言葉はね、宮古のような町を形容するための言葉なんですよ! お祭りの日に宮古の町中をぐるぐる歩いて、そう実感したのでした!

続きもあるのでお楽しみにね〜♪