地元、静岡県三島市にある楽寿園は皇族の別邸として明治時代に造られ、現在は市が管理している公園です。その楽寿園の一画に動物を飼育している「どうぶつ広場」があります。
どうぶつ広場は一般の動物園と比べると種類、数ともに少ないものの、動物との距離が近く親しみが持てます。そんな楽寿園にいる愛らしい動物たちを数回に分けてご紹介していきます。初回の今日はどうぶつ広場の顔とも言えるアルパカ君です!
アルパカについて
アルパカは南米のアンデス山脈の高地に生息するラクダ科の動物です。南米ではインカ帝国時代から家畜として飼われてきました。滑らで光沢のある毛は保温性があり、衣類などの素材として使われています。
草食の動物で、性格は臆病でシャイと言われています。そのせいか、カメラを向けた時に緊張した面持ちをしていたような気がしました。
アルパカは以前、南米を旅行していた時に何度も目にしていたのですが、リャマとの区別がなかなかつきませんでした。
両者の違いはアルパカの方が「毛の長い」、「体が小さい」という特徴がありますが、一番わかりやすいのは耳です。リャマが細長く大きな耳であるのに対し、アルパカは小さな三角形の耳を持っています。
楽寿園にいるアルパカはココア、クララ、キララの全部で3頭。私が訪れた時は夏の暑さ対策のためか、毛が短く刈り取られていました。頭にわずかに残った毛並が柔らかさそうで思わず触ってみたくなりました(笑)
次回は、カピバラをご紹介します!
<楽寿園の動物たち♪ Vol.2 ~カピバラ~ へ続く>
楽寿園
Text & Photo(※出典元記載画像を除く):sKenji