岐阜県の注目校はなんといっても県岐阜商です。
県岐阜商のエースの高橋純平くんはプロ注目のMAX152キロ。日本の高校生で一番速い球を投げるピッチャーです。
センバツでもきれいなフォームから投げる150キロのストレートでチームはベスト8入りしました。
夏の大会は第2シード(第2シードは4校)として初戦は本巣松陽に6-1、2戦目は昨年秋のベスト4、強豪関商工に5-4で延長10回サヨナラ勝ちしました。
しかし初戦、2戦目とマウンドには高橋純平くんの姿はありませんでした。
監督は調子がよくないとし、本人はフォームが崩れている、全体のバランスが悪いと言っています。いろいろな憶測が飛ぶなか、今日になっていくつかのスポーツ誌は左ももの肉離れと報道しました。
7月上旬に痛めた左ももは全治3週間の診断だそうです。場合によっては県岐阜商は高橋くん抜きで岐阜大会を戦わなければならなくなりました。
シード校が初戦から続々と敗れる
春季大会3位決定戦で大垣日大に7-9で敗れた岐阜工は今大会第1シード(第1シードは4校)でしたが、初戦で益田清風に3-4で敗れ姿を消しました。第2シードの岐山も岐阜城北に初戦で敗れています。
優勝候補の土岐商も!
中京や県岐阜商と並んで優勝候補の1つに挙げられていた土岐商。初戦の岐阜聖徳学園戦は貫録のコールド勝ち。MAX146キロのエース勝野くんは7回を投げて4安打10奪三振。2回にまわってきた最初の打席では先制の3ランホームランも打っています。
続く2戦目は羽島北戦。4回までノーヒットに抑えられていた土岐商が5回に2点先制しました。
しかし8回、2アウト2,3塁のピンチを迎えます。土岐商はエースの勝野くんに交代しますが、頼みの勝野くんが打たれ同点。
勝野くんは9回も乱調、5点を取られた土岐商は2-7で敗れました。
---------------------------------羽島北 000 000 025 | 7
土岐商 000 020 000 | 2
---------------------------------土岐商の夏はわずか2戦で幕を閉じました。
土岐商は昨年の秋の東海大会で静高と対戦。静高のクリーンアップに3者連続のホームランを打たれて3-11、7回コールド負けという悔しい思いをしました。リベンジに燃える土岐商は今年春、東海大会の初戦で再び顔を合わせました。
結果は3-4。秋に大敗したチームは春になり静高をあと一歩というところまで追い込みました。エース勝野くんはケガの影響もあり9回の1イニングだけのマウンドでしたが静高の強力クリーンアップから2つの三振を奪う好投。そしてこの日は自己最速の146キロをマークしました。
県外のチームではもっとも打倒静高に燃えていたチームだったのではないでしょうか。
私は甲子園の舞台でもう一度、静高との対戦を見たかったのですが、それも見ることはできなくなってしまいました。
毎年いろいろなドラマが起こる高校野球、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。
■高校野球
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過去の甲子園伝説の試合から最近のものまでいろいろ。地方大会は静岡県の大会を中心に書いています。