今日は草薙球場で観戦です。
やはり野球は生観戦ですね^^
第1試合は三重県1位のいなべ総合対岐阜県1位の中京の戦いです。
いなべ総合は言わずと知れた三重の強豪校。
中京は軟式野球部が昨年、崇徳との試合で延長50回を記録したことでも有名です。
いなべ総合のスタンドではスタンド観戦の野球部員の応援がとても盛り上がっていました。しかし中京はそれ以上!一般生徒こそいなかったものの、応援団とチアガールがいました。10人くらいいる応援団も全員女子だったようです^^
まるで夏の大会かのような盛り上がりを見せていましたね。
延長12回勝負がつかず、試合はタイブレークに!
試合は9回終わって3-3。延長戦に入りました。
延長に入っても延長12回までとうとう両者無得点。勝負がつかずにタイブレークになりました。
中京高校 100 000 020 000
いなべ総合 100 100 010 000
私自身、この大会で延長13回からタイブレーク方式を採用するということは知らなかったので驚きました。高校野球のタイブレークは初めて見ました。
少年野球では何度か見たことがありますが、少年野球だとタイブレークになるとけっこう点が入ります^^;
甲子園ではまだこのルールはありませんが高校野球のタイブレークは昨年から一部の大会で採用という形になっているようですね。昨年だと思いますがこの話が出たときには甲子園常連の名将監督たちは揃ってタイブレークには反対していましたね。
タイブレークだとかなりなかなか実力通りに決まらないかもしれません。
まぁ、延長12回でも勝負がつなかいくらいだから実力は拮抗しているのかもしれませんが、、、
タイブレークは1死満塁からだったり今回のように無死1、2塁からだったりいろいろあるようです。今回は無死1、2塁からでした。
まぁ無死1、2塁からで送りバントで1死2、3塁、そして満塁策なら結局は1死満塁なんですけどね^^;
最初の回だけ好きな打順から始められるというルールには驚きました!
中京高校 100 000 020 000 10 | 4
いなべ総合 100 100 010 000 11X | 5
※延長14回
延長13回からタイブレークになり13回は両校1点ずつ、そして14回で勝負がつきました。
いなべ総合は昨日は東海大翔洋に延長11回サヨナラ勝ち、そして今日延長14回サヨナラ勝ち。2試合連続のサヨナラ勝ちは勝負強さを物語っています。
タイブレークは、当然ながら一瞬にして大量点が入る可能性が高い方式です。2、3点ではとてもセーフティーリードとは言えません。
めったにないケースですが攻撃側も守る側もとても難しいものです。この先、タイブレークが甲子園など高校野球のすべてで採用されるかどうかもわかりません。そして自分たちが同点延長で勝負がつかずタイブレークをやることになるかもわかりません。
ですが、いなべ総合、中京ともに今日タイブレークを体験することができたのは大きいのではないでしょうか。
これから先どうなるんでしょうね。
注目選手: 今井順之助くん【中京高校2年】
中京の4番を打っていたのは2年生の今井順之助くん。1年生の春からレギュラーで夏にはすでに4番を打っていたそうです。高校通算は26本。あの高校生No.1投手、県岐阜商の高橋純平くんからもホームランを打っているそうです。体格もやや横にでかいのですが178センチ86キロと恵まれています。父親も元プロ野球選手だそうです。
今日驚いたのは今井くんがバッターのときのライトの守備位置。フェンスにへばりついていました。フェンス2メートル手前くらいですかね^^;
タイブレークになった延長13回、打順を選べるところで先頭から今井くんを指名したところを見ても期待されていることがわかります。
今年の夏、そして来年以降も楽しみな選手ですね。
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