震災から4年目。今もご遺体が見つかるという現実

港の浚渫作業中に見つかった車の中から人骨が発見されたとのこと。

場所は名取市の閖上港。

Facebookでも東北で捜索を続ける人たちの間で、今朝から話題になっていました。

朝日新聞から記事を引用させていただきます。

津波の犠牲者か、海底の車から人骨 宮城・閖上港
石橋英昭
2014年4月22日13時47分

 東日本大震災で900人を超える死者・行方不明者が出た宮城県名取市にある閖上(ゆりあげ)港で21日夕、深さ約3メートルの海底に乗用車が沈んでいるのを浚渫(しゅんせつ)作業中の業者が見つけた。引き揚げた車内から人骨とみられる骨数個を発見。津波犠牲者の可能性もあるとみて、宮城県警が詳しく調べている。

 22日朝には、車があった海底付近を潜水業者が捜索し、新たに人骨のようなものを見つけた。

 車は岸壁から10メートルほどの所で見つかった。車種はトヨタのチェイサーで、福島県南相馬市の神社の交通安全ステッカーが貼られていた。車内には給油カードや名刺もあったという。

 県警によると、頭の骨が見つかれば「遺体」として数える。宮城県内では2013年2月に亘理町で見つかって以来、震災犠牲者の遺体は収容されていない。(石橋英昭)

引用元:津波の犠牲者か、海底の車から人骨 宮城・閖上港:朝日新聞デジタル

いまも、東北の各地でダイバーたちが続ける行方不明者の捜索活動。陸上でも、ビーチクリーンなどでご遺体の一部が発見されることがあるそうです。

たいせつな人と離れ離れになって流れた時間。

一日も早く、皆さんが家族の元へ戻れることを祈ります。

あれから4年目です。