マンモス防潮堤の続報(2)~進む森の防潮堤~

南三陸町の長須賀ビーチを、地元のこども達と一緒に再生してきた勝又三成さんと海水浴場オープン前日に現地で話した時にも、防潮堤の話が。ビーチの東と西は巨大防潮堤の計画が進んでいるが、ちょうど海水浴場のあたりは計画から外れている。うまくすれば、コンクリートではなく自然な防潮堤にできるかもしれないと、勝又さんが目を輝かせていたのを思い出します。

その続報にあたる話がフェイスブックに掲載されました。

輪王寺 日置道隆住職と

森の防潮堤の打合せ

気仙沼 お伊勢浜や
大島の 小田の浜など

防潮堤計画の見直しがどんどん進んできてます。

ある集落は住民の声で防潮堤を作らない事が決定した集落もあります。

311 東北大学のシンポジウム

細川元総理を招いて 防潮堤についても語り合います。

天然の砂浜
歌津の語源
子供達が取り戻し誇りとする海

長須賀海水浴場 なくなっていいのか?

海が見えなくなり
歌津の昔からの思い出が消え

観光客が激減し

嫌ですよね?じゃどうする?

計画を変える事 できます。
来年 大きく動きます。
住民の声で

今週 安倍総理夫人 昭恵様に
シンポジウム招待と
長須賀海水浴場の子供達や地元民の想いをつたえます。

僕の任務にしては荷が重すぎですが、大きなきっかけとなるなら頑張りましょう!宮城の為に


防潮堤計画変更
地元で動ける人が動くべき。

引用元:勝又 三成さん | Facebook

輪王寺さんは、仙台市青葉区にある室町時代から続く古刹。お寺に残された自然林を守る活動から端を発して、東日本大震災の後、森づくりでふる里を再生しようとしう活動も進めています。コンクリートではない、自然林が生い茂る森の防潮堤。集落から豊かな緑の防潮堤を歩いていった先に広がる、美しい海の光景――。

そんな未来を手元に引き寄せて行こうという活動です。

フェイスブックに安倍総理夫人の名が出てくるのは、社会貢献者表彰の授賞式で総理夫人と同席し面識があるからでしょう。活動を通じて広がっていく人と人のつながりが、新たな展開に結びついていきつつあります。

防潮堤の今後、長須賀ビーチの未来の姿に注目していきます。

●TEXT:井上良太