紹介する湯処
●直島銭湯「I♥湯」 ・・・ 抜群のインパクト!アートの島の、アートな銭湯
※各温泉の詳細、アクセス方法はこのページの最後にあります!(^^)
注目すべき魅力
瀬戸内海、小豆島より更に西に浮かぶ島、直島。この島は知る人ぞ知る「アートの島」で、楽しみかたもひと味違います。例えば、島ファンの間で「直島に行った」なんて言う人がいると、ほぼ間違いなく「おっ」となるほど。アートに興味がある、非日常空間を体感したい、なんて人にはぜひオススメしたい島です。
そんな直島には、温泉こそ湧いていないのですが、ちょっと一風変わった、直島ならではの“アートな”銭湯があります。美術施設なのか、銭湯なのか。浸かる前に眺めて楽しむ銭湯はきっと一見の価値あり!
■1.まずはゆっくり歩いて楽しむ
島自体は小さく、外周は約16km。歩道を歩くならさらに短い距離ですので、歩いて回ったところでそれほど時間は掛からないと思います。が、それでも可能な限り、ゆっくり歩きたいのが直島です。カメラ必須!
アート作品は美術館に限らず、島全体で見ることが可能。島の至る所でアート作品が見られます。それほど大きくない島なのに、急に地図が広く感じるのではないでしょうか。どこにどんなものがあるのかと、つい隅々まで見渡してしまいそうです。
個人的には港にある「海の駅なおしま」や、海が眺められる丘の上に並べられた岩などがツボでした。他の離島にはありそうでない見た目、それでも海、山といった島の景観にすっと溶け込んでいる気がします。見ていて心地いい景色でした。中には「?」と思ってしまうアートもあるのですが、それも含めて楽しめると思います。家族や恋人と訪れても面白そうですね。
■2.「かつては浮いていた」直島のアート
そもそも、この直島が独自のアイデンティティを持つようになったのは、1980年代後半のこと。「文化的な島に」との思いで、当時の町長・三宅親連と、福武書店(ベネッセの前身)の福武總一郎(現・ベネッセホールディングス取締役会長)が手を組み、直島をアートの島へと育てていきました。
よく言われているのが、「かつては浮いていた」ということ。アートが島民の理解を得るまでには時間を要したようで、それなりの苦労話があるそうです。今でこそ、「アートの島」として認知され、アート作品も島に溶け込んでいるように見えますが、そんな背景を考えながら歩くと、よりいっそう味わい深いものになりそうです。
■3.「I♥湯」は感謝の気持ち
【直島銭湯「I♥湯」(あいらぶゆ)】は、島の中心地・宮ノ浦にあります。見た目が派手すぎるのですぐ目に付くのですが、それが銭湯と理解するには時間がかかるかも知れません。設計は現代美術家の大竹伸朗氏。
外装は当然ながら、浴槽、ロッカー、トイレなどなど、内装にもこだわりがあるのだそうで期待も高まります。ゆっくりお湯に浸かると言うよりは、あちこち眺めてしまいそうですね!かなり新感覚な入浴が楽しめそうです。
そして触れずにはいられないのが、個性的なその名前。これについては、直島のアートに関わったすべての人々、取組みを受け入れてくれた島民への感謝の気持ちが込められているそうです。奇抜な見た目ではありますが、地元の銭湯として末永く愛される存在であってほしいですね。
湯処情報はこちら!
【直島銭湯「I♥湯」(あいらぶゆ)】
景 色 ★★★
泉 質 ―
浴 室 ★★
施 設 ★★
コスパ ★★★
内 湯 あり
露 天 なし
【名 前】:直島銭湯「I♥湯」
【泉 質】:
【効 能】:
【場 所】:香川県香川郡直島町2252-2
【ア ク セ ス】:宮ノ浦港より徒歩すぐ
【料 金】:大人500円、小人200円(島民は300円、3歳未満は無料)
【営 業】:14:00-21:00、(土日祝)10:00-21:00
【定休日】:月曜
【TEL】:087-892-2626(NPO法人 直島町観光協会 受付時間:8:30~8:00)
【特 記】:温泉ではありません!
車の際は町営駐車場を利用
「名湯のあるところには名島があり」
ここでは、ステキな温泉を持つ島々を紹介します!