「がんばろう!石巻」の看板を中心に、未来に向けて希望を持って歩いていく活動を行う「がんばろう!石巻の会」から、こんな依頼が発信されています。
Facebookのニュースを転載します。
がんばろう!石巻の看板に四月後半に昨年同様に思いを込め鯉のぼりを上げる予定にしています。
そこでお願いなのですが、今年は更にポールを増やし上げたく準備をしていますが鯉のぼりが約10セットほど足りません。
もし、よろしければ現在使われていない鯉のぼりがありましたら、頂けないでしょうか。
御協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
震災のちょうど1か月後に看板を設置したその年から、がんばろう!石巻の看板には鯉のぼりが掲げられてきました。
2011年、がれきが山のように積み上がった街の中で、空にはためく鯉のぼりの姿は勇気の象徴でした。今年もたくさんの鯉のぼりが石巻の空に泳ぐことで、町の人々への大きなエールになるはずです。
お子様が成長されて「もう鯉のぼりは…」という皆さん、お子様の健康と成長のために飾った鯉のぼりを、被災された人々を励ますためにもう一度活用されてみてはいかがでしょう。
ご協力よろしくお願いいたします。
●TEXT+PHOTO:井上良太(株式会社ジェーピーツーワン)
この場所に自宅兼会社があった黒澤健一さんが、自分自身を奮い立たせるために仲間たちと建てた「がんばろう!石巻」。この看板を中心とした活動を継続的に行っていくため設立したのが「がんばろう!石巻の会」です。
灯火、献花台、津波到達ポールなど、訪れる人々に震災の記憶を伝える活動を続けています。このGWを目指し、動画と音声による案内装置の設置も手作りで進められています。