熱気あふれる竹芝客船ターミナル!
伊豆諸島・小笠原諸島の玄関口、竹芝客船ターミナルを会場に、東京愛らんどフェア「島じまん2012」が開催されました。2年に1度、今回で11度目を数える同イベント。両日ともに大いに盛り上がり、来場者数はなんと2日間で約87,000人!初夏を思わせる熱気も手伝って、島々の力強さを存分に感じるイベントとなりました。今年のテーマは「つなげよう!ぬくもりの心と島の味」。そのテーマの通り、都内合計11島の島々が自慢の郷土料理や特産品、伝統芸能などを披露しました!
東京愛らんど・・・伊豆諸島9島(大島・利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島)、小笠原諸島2島(父島・母島)の合計11の島々。雄大な自然とあたたかい島の雰囲気もあり、それぞれの島にファンが多い。それぞれ竹芝客船ターミナルより行くことが出来る。
来場者数、約87,000人!
会場内は島ごとにブースが設けられ、郷土料理やお土産品はもちろん、野菜の苗や工芸品など、個性豊かな品々が所狭しと並んでいました。取材も多く、テレビの中継が入るなど、その注目度の高さに驚きました!来場者数は2日間で約87,000人ですが、まさにプロ野球の試合が2試合、それぞれ満員になるのとほぼ同じ規模の客入り!それこそ会場は野球場ほど広くはないので、お客さんの入りはかなりのものだったとご想像頂けると思います。
そんな大規模のお客さんを、2日間にわたって受け入れた島々のみなさん。ブース裏にある簡易の「プレハブ厨房」では、自慢の島料理をずっと作り続けていました。暑い中、注文を取っては厨房を行き来していた島の婦人会の奥さんも印象的でした。中には小学生くらいの少年も声を張って呼び込みをしていました。 フラや太鼓といった催しでは、「今は島を離れて都会暮らしです」なんて人たちも応援に。激しい踊りも笑顔でこなしている姿を見て、「島って良いなぁ・・・」と素直に感動してしまいました(笑)。
イベントスタッフの皆さんはみなおそろいの紺のシャツを着ていました。島じまんのマスコットたち、「東京愛らんどオールスターズ」がプリントされていて、とても可愛い仕上がり!非売品だったのですが、シャツに関する問い合わせも多かったとか・・・。確かに欲しい! そして、イベント全体を盛り上げていたのが、パックンマックン。パックンから乱れ飛ぶボケの数々を、ツッコんだり受け流したり冷たくあしらったり・・・のマックン、この掛け合いがよくウケていました。島から内地へ移り住んだ人が「島から東京に出てきて・・・」なんて言うと、すかさず「島も東京だけどね」とパックン。このフレーズが気に入ってたのか、2日間ずっと言ってました(笑)。 アシスタントの田中ミリさん(東海汽船マスコットガール)と野口 逢里さん(女優)も会場内レポーターとして動き回る!田中さんはちょいちょい衣装を着替えたり、twitterでつぶやいたり・・・。細かなところまで気を配って島じまんを盛り上げていました。
完全に余談ですが、たまたま施設の通路ですれ違った時、田中さん「お疲れ様です」なんて声を掛けて頂きました。もちろん面識はないのですが、私が記者証を身に着けていたこともあり「スタッフ間の挨拶」でした。普通の挨拶だったのですが、メインステージに立って動き回っていた人が、ひと気のない場所で自分に挨拶をしてくださったことに驚いて、挨拶を返した声が思わず声が裏返ってしまいました・・・。いやーあれは恥ずかしかったなぁ。綺麗な方でしたし(笑)。
そして一番込み合ったのはさかなクンの「世界一受けたいおさかな授業」。魚介類や海洋生物について熱い講義がありました。トークで楽しませながらも、魚の絵を綺麗に描きあげるさかなクン。彼はプロだなぁと思いました。さらには「ありがとうぎょざいます!」「ぎょめんなさい」・・・「ご」は全て「ぎょ」に置き換えて話す、ブレないさかなクン。さすがです・・・。 土日ともに大いににぎわいを見せた「島じまん」!日曜日も14時を過ぎたあたりからは「完売」「売り切れ」もちらほら・・・。それでもクイズラリーや、体験コーナー、抽選会など、飽きさせない「楽しみ」が散りばめられていました。
なんだかんだであっという間の2日間。早くも2年後が待ち遠しい・・・。「実際に行ってみたい!」なんて声は至る所で聞こえてきました。まさに離島の魅力や「楽しさ」を存分に感じることが出来たイベント!実際に行って、もっと深く味わいたい島ばかりでした。島々の皆さん、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
※随時、各島を話題に記事を更新していきます。
◇参考ページ◇「島じまん2012」(東京愛らんど応援隊公式HP)