エロイプに誘われた件【パート3】

最後のエロイプ事件から10日ほど経ちました。(エロイプに誘われた件【パート2】を参照)

ゴールデンウィークも中盤に差しかかったある日のこと、ネットでニュースを見ていると、「ポコッ」という音がしてスカイプの認証要請がディスプレイに表示されました。

メッセージボックスを見ると・・・

『ゆうです、、、優しくいじめてください。。。』というとんでもない文字が!!

あまりの事態に呆然としていると、直ぐにチャットが飛んできました。

『あの、いいですか?』

いいですかって・・・この人はなんの許可を得たいんだろう・・・?『あなたに、やさしく、、、なぶられたい。。。』

えーーー!?なぶられたいのーー?

見ず知らずの僕にいきなりチャットを送っておいて、暴力まで要求してきたのです。

これはおかしな流れです。普通にスカイプを使っている分には起こるはずのない事態・・・恐る恐るチャットを返信しました。

『あの、どこから来たんですか?』

『ラブチャットから、、、ナオキさんにいじめられたくて。。。』

きたーーー!!相手はあの出会い系サイト、ラブチャットルームの住人だったのです。

なんで?どうして?という疑問が湧いてきます。僕はあのサイトを利用してないんです。

『どこで僕を見つけたんですか?』『チャットルームで、、、いつもお見かけしています。。。』

さらされたーー!!

誰かが僕のスカイプIDをラブチャットルームにさらしていたのです。犯人は誰だ・・・?この前の松岡さんなのか・・・?

原因はどうあれ、出会い系サイトにスカイプIDをさらされたは事実です。

『迷惑ですか、、、』迷惑って・・・そりゃ迷惑ですよ・・・ちょっと美味しいと思うけど・・・

『いや、まあ・・・いいですよ』

あいまいな返答をする自分。困惑しながらも、ハッキリと断れません。

『わたし、、マイクで、、、なぶられたい。。。。』そして、いつものエロイプ展開・・・相手は通話する気満々です。

「ピロロロ~ン!」案の定、着信音が部屋に鳴り響きます。

僕「もしもし?」

ゆう「あっあっあっ、あの・・・いじめてください・・・わ、わたし・・・も、もうっ・・・」

いきなりのトランス状態。相手はすでに出来あがってる模様。

僕「どうして欲しいの?」こうなったら半分やけくその悪ノリです。

ゆう「うんと、いやらしく・・・いじめられたい・・・」

一人の世界に入っているようです。そして僕も引きずりこまれます。

僕「いやらしくって、どんなふうに?」ゆう「あっあっあっ!あの・・・お、お、おかされるみたいな感じでぇー」

あっあっあっ!とか・・・何もしてないのに喘ぎ声をあげるゆうさん。

僕「いつも、おかされてるの?」

ゆう「は、はいぃー、お、お、脅されるみたいに、されるのが・・・す、好きなんですぅ~!」

しらんがな・・・完全なるドMです。M過ぎる性癖に開いた口がふさがりません。

僕「じゃあさ、脱いでみろよー」

エロイプも3回目となると慣れてきた僕。だんだん調子にのってきました。

ゆう「ひ、ひぃぃ~!・・・ぬ、脱ぎます・・・で、でもその前に・・・ごごご、ご主人様の・・・ご主人様の汗ばんだものを、その・・・口に口にぃ!」

ご主人様??

僕らはいつから主従の関係に・・・?

僕「くわえたいの?」ゆう「は、はひぃ~~!」

笑いが吹き出そうになりますが、我慢です。

僕「じゃあ、くわえてみろ」

ゆう「いひぃぃ!・・・あむ、おむっ・・・むちゅっ、ちゅぅちゅぅ・・・」僕「なかなか上手いなぁ」

なんだこのエロゲー展開・・・スピーカーから聞こえる奇妙な濁音は止みません。

ゆう「いひぃぃぃっ~!ご、ごご、ご主人様がどんな方か、お姿を見たい~!」

僕「姿って・・・カメラつけて欲しいの?」ゆう「はひぃぃっ、おお、お願いです、お願いですぅ~」

僕「それなら先ずはお前からだろ、お前がつけないと俺もつけないぞ」

ゆう「あっあっ!はい、つけます~つけますぅ~~!」

スカイプの画面にゆうさんの動画が映し出されます。上半身だけで顔は見えません。身体をクネクネと左右に揺らしています。

僕「よく見えるぞ、そのままTシャツを脱いでみろ」

ゆう「いひぃぃっ~、は、は、恥ずかしい~!ごごご、ご主人様も脱いでぇ!」

調子にのっている僕は、ご主人様の役に徹します。

僕「俺はもう脱いでるぞ!脱いでないのはお前だけだ!」

ゆうさんはTシャツをめくる素振りをしますが、なかなか脱いでくれません。

僕「見えないぞ!早く脱げ!」ゆう「ひぃぃっ!あっあっあっ!見てください、私のぉ~私のぉ!」

ゆうさんはTシャツをめくり上げると、胸を手で隠しながら挑発してきます。

ゆう「ああんっ!見えちゃうっ!見えちゃう~~ん!」

見えそうで見えない中途半端な展開に、僕はいら立ちを覚えました。

僕「よく見えないぞ、手をとってよく見せろ!」ゆう「いやぁん!あぁん!見せちゃう~ん、ゆうのぉ~、ゆうのおっぱい見せちゃう~!」

僕「あっ・・・」

一瞬、乳首が見えたかと思うと突然スカイプが切れました。

僕「・・・・・・」

唖然としました。相手は男だったのです。