せせらぎの街・三島【川底に残る慣習】

せせらぎルート以外です

「街じゅうがせせらぎ」事業で整備されている「せせらぎルート」とはまた別のこちら。

ここは三島大社の南側、住宅街の中にあるお寺の裏手。一見ただの水路ですね。その先も行き止まりに見えるので、ここを散歩ルートに選んでいるのは私ぐらいかも知れません。おすすめ、というには地味すぎますか。

水源は三島大社なのかそれ以外なのかは調べていませんが、こちらもすごく冷たくてきれいな水が流れています。近所の方は植木の水やりにこのきれいなお水をふんだんに使えるのです。うらやましいですね。

この小さな川で注目していただきたいのは川底にみえる青や白のかけら。実はこれ「割れた湯飲みや茶碗」なのです。このあたりではこのように割れた湯飲みや茶碗を川に捨てるという風習があったようなのです。

起源などは調べていませんが、確かに昨年遊歩道ができたばかりの源兵衛川の一部にはこのように割れた陶器の破片が見られます。あ、でも子供たちが水遊びをしている上流にはありませんのでご安心を。あと、今後も割れた茶碗などを投げ入れないようにしてください。そんなものを投げても水の精は出てきませんから。