「憧れのウッドデッキを作りたい!」の第7弾です。
前回は、誰もが気になるウッドデッキ制作費用の見積もりを出してみました。
前回の記事はこちら↓
ビニールハウスや花壇が干渉してウッドデッキの形が変則的になってしまい、その分材料が割高になってしまいました。それに使用面も考慮すると、もっとシンプルな形の方がいい気がしてきました。
ということで、ただいま家族とウッドデッキの形から、もう一度考え直しているところです。
ただ、考えている間に時間だけはどんどん過ぎていきます。
一度やる気になったウッドデッキ作りも、何もしないで時間が経てばたつほど、だんだんモチベーションが下がってしまいます。
そこで今回から、ウッドデッキの形が決まったらいつでも作業に取り掛かれるように、ウッドデッキ作りに必要なものの準備を少しずつ進めていこうと思います。
タンパー(タコ)とは?
タンパー(タコ)とは、ウッドデッキの重量で基礎を支える地面が沈み込まないよう、地面を叩いて固めるための道具(転圧器)です。
以前、ビニールハウスを作ったときは、お義父さんがブロックを手でもって地面に叩きつけて転圧してくれましたが、かなり大変そうでした。
ウッドデッキ作りでは転圧する数がもっと多いので、さらに大変です。
そこでタンパーの出番です。タンパーという道具を使うことで効率的に転圧作業を行うことができるのです。
ウッドデッキの施工で一番最初にやるのが基礎づくりです。その際にタンパーが必要になるため、すぐに作業を始められるように準備することにしました。
このタンパーですが、困ったときのDIYの先輩から、
『買うより作った方が安い。簡単だから作ってみな。』
と作り方のアドバイスをもらいました。
タンパー制作の材料
タンパーの制作に必要な材料は以下のとおり(一番上の写真)。
・ハーフブロック×1 縦190×横190×奥行150
・杉角材×2 縦38×横38×長さ1200
・杉角材×3 縦38×横38×長さ190
・コーススレッド 長さ65
・インパクトドライバー
・サンドペーパー
・テーピング
※すべてミリ単位
ハーフブロックの変わりに丸太などを代用してもいいですが、転圧にはある程度の重量の物が必要となります。
上の写真は、何か代用できるものはないかと庭を探したときに見つけた角材の切れ端(105ミリ角)ですが、重量が足りず残念ながら使えませんでした。
それからタンパーの転圧面のサイズがあまり大きいと、束石のサイズに対して無駄に大きく穴を掘る必要が出てきてしまいます。
1.できるだけ転圧面をコンパクトにすること
2.十分な重量を確保すること
この2つがウッドデッキ作りにおけるタンパー制作のポイントになると思います。
レッツDIY!
タンパー制作にあたり、DIYの先輩から今回もう一つアドバイスをもらいました。
『タンパーはテキトーに作ればいい。テキトーを学ぶのもいい。失敗したらと考えると進まない。やってみて学ぶことは多い。』
私の場合、失敗を恐れて必要以上に時間をかけたり、下準備を念入りにし過ぎたりして先に進まないことがあります。先輩は私の性格をよく知っているので、DIYの成長には、失敗してもやり直せばいい、次に生かせばいい、という大胆さも必要だということを教えてくれたのだと思います。
ということで、今回は「テキトー」を意識してタンパー制作をしていきます。
ハーフブロックと短い角材を並べます。
長い角材を上に乗せて、大体の位置にネジを打ち込みます。
打ち込む位置を測って印をつけたり、ドリルで下穴を空けたり、角材がズレないようにボンドで固定したりすれば、より正確な物ができますが先輩に教わったように細かいことは気にせずどんどん進めます。
と・・・ここでまさかのトラブル発生。
写真の位置でネジが入っていかなくなってしまいました。どうやらインパクトドライバーのバッテリーが寿命を迎えたようです。
かなりの年代物ということ、しばらく充電をしていなかったこともあり、まさかのタイミングで2つあるバッテリーが両方ともお亡くなりになっていました。
今回はすごく中途半端になってしまいましたが、代わりのバッテリーを買うか(年代物なので、そもそも売ってるのか)、新しいインパクトドライバーを買いなおすかして、ちゃんとタンパー作りを完成させたいと思います。