「憧れのウッドデッキを作りたい!」の第6弾です。
前回は、ウッドデッキ作りの最初のヤマ場「基礎づくり」について勉強しました。
我が家の庭はもともと傾斜になっているため、ウッドデッキの水平をどうやって取ればいいのか、という大きな悩みがありましたが、なんとその悩みを綺麗さっぱり解消してくれるサンドイッチ工法という夢のような工法があることを知りました。
前回の記事はこちら↓
だんだん憧れのウッドデッキの姿が見えてきたところで、気になってくるのは費用の問題です・・・。
そこで今回はサンドイッチ工法を使った場合のウッドデッキ制作費用の計算をしてみようと思います!
材料代を見積もろう
それでは早速エクセル設計図(下の方に画像があります)を元にウッドデッキの材料代を見積もっていきます。
(設計図ですが、ちょこちょこ微調整していて前回から多少変更があります。)
まず、デッキ材の種類です。
ズボラな私の性格上、毎年メンテナンスが必要なソフトウッドよりも、最初に多少値段がかかってもメンテナンスフリーのハードウッドの方が現実的なため、ハードウッドで見積もることにします。
それに安いソフトウッドで見積もっておいて、後からハードウッドに変更する場合、何となく値上がりによる精神的ダメージが大きそうだからです。
ちなみに、ハードウッドにも色々なデッキ材がありますが、今回選んだのはブラジル原産の「イタウバ」という木です。イタウバはハードウッド特有のササクレが少なく素足でも歩けること、ハードウッドの中では比較的軽く加工性に優れていること、それでいて水中で30年以上ももつほど耐久性に優れている、とても優秀なデッキ材です。
次に、デッキ材の寸法です。
まず束柱(つかばしら)です(設計図の四角い灰色の部分)。幅70mm×厚み70mmまたは幅90mm×厚み90mmが一般的なようです。パーゴラ(屋根)を建てる柱の場合は幅90mm×厚み90mmが基本とのこと。まだ考えていませんが、パーゴラを作ることも視野に入れて、90mmで見積もります。
次に根太(ねだ)です(設計図の赤い線)。根太は床板を直に支える基礎材というだけでなく、ここにビスを打ち込んで床板と固定します。ある程度の板の厚みが必要なため、厚みを30mmにしました。
次は大引き(おおびき)です(設計図の黄色い線)。大引きは根太を受ける基礎材ですが、板の厚みに対してビスを打ち込むことはしないため、厚みは20mmにしました。
最後に床板です。床板は幅があると、それだけゆったりとして見た目が広く感じます。リビングを拡張する形でウッドデッキを施工する場合、リビングのフローリング幅と同じにすると全体的な統一感を出すことができます。
束柱→幅90mm×厚み90mm
根太→幅105mm×厚み30mm
大引→幅105mm×厚み20mm
床板→幅145mm×厚み25mm
そして、この条件で見積もったのが以下の表です!
ひと昔前と比べると輸入材が高騰しているので、ある程度費用がかかることは覚悟していましたが、いざ計算してみると中々の金額です。
ちなみに木材の価格だけでこの金額です。その他、もろもろ足していくと合計いくらになるのか・・・(リビングを拡張すると思えば安い!と自分に言い聞かせております)。
これだけの費用をかけてしまうと失敗はできません。図面を見るとデッキの形が不規則な部分が、いかにも失敗しそうな気がします。歪な形だと材料も割高になり、使いにくいということもあるので、もっとシンプルな形にできないか一度考え直してみようかと思います。
あとは、我が家の勘定奉行と要相談です。