「憧れのウッドデッキを作りたい!」の第2弾です。
前回は、ウッドデッキをDIYするにあたって、家族全員の要望を聞き取り調査しました。
妻はウッドデッキを家族でくつろげる場所にしたい。息子はペットの亀たちの飼育スペースとして使いたい。娘はハンモックで遊びたい。私は庭をオシャレに見せたい。そんな要望が集まりました。
またウッドデッキを作るにあたって、庭が傾斜している。スペースが変則的な形をしている。といった問題点も出てきました。
今回は我が家にあったウッドデッキの形の具体的なイメージを持つために、設置スペースの測量をして図面を書き起こしてみることにしました。
測量
まずは測量です。
ここが正確でないと、この後のすべてが狂ってしまうので、できるだけ細かく丁寧に作業します。
測量で意識したのは下記です。
1. 地面から床までの高さを測る
床とウッドデッキの高さをぴったり揃えることで、リビングとデッキに統一感が生まれます。
「ウッドデッキは第2のリビング」とも言われるそうです。まるでリビングが広がったように感じられる、という効果が期待できます。
2. ウッドデッキの障害になりそうな物までの距離や長さを測る
ウッドデッキ施工中、また施工後の使用段階で、干渉しそうな物を測量中に把握しておきます。
たとえば、基礎を施工中に干渉しそうなものは、コンクリート枕木やレンガなどがありました。使用中に干渉しそうなものは、花壇からせり出した植木の枝、排水管の蓋、ビニールハウスの開き戸などがありました。
水平方向だけでなく、垂直方向にも障害物がないか確認しましょう。
図面お越し
次に図面お越しです。
まだ大まかなイメージが掴めればいいので、手書きで作成しました(上の写真)。
上の写真は、植木やビニールハウスの開き戸など、障害物の書き込みをする前の状態です。本当はこの段階で、ウッドデッキの制約になる物は書き出しておいた方がいいと思います。
とりあえず、この図面を元に、家族の夢が詰まったウッドデッキのイメージを膨らませてみます。
そして、こちらの図面が私がイメージした我が家のウッドデッキ(赤枠)です!
もともとスペースが限られているので、最初からある程度の形は決まってくるのですが、「リビングとビニールハウスの行き来を楽にしたい」とか「簡単に亀と水槽を洗えるようにしたい」など、ちゃんと家族の要望も考慮しています。
いったん叩き台として作った、この図面を家族みんなにも見てもらって、「ああした方がいい!こうした方がいい!」と意見を出し合いながら、どんどん我が家のウッドデッキのイメージを膨らませていきたいと思います。
DIYでウッドデッキを作る工程の中で、ここが一番楽しい時間かもしれませんね。
Part3へ続く。