すべての若き野草ども ~その8~

きのうきょうは真冬の寒さ。暖房による需要増で停電が危ぶまれるほどでありますが、お彼岸を過ぎたんですからもう春です。野草たちも、よりさわやかな青みを帯びてきました。

先日、知り合いにこのシリーズタイトルの由来を聞かれたのでさらっとご紹介します。こちらの

デビッド・ボウイがプロデュースした名盤です

「すべての若き野郎ども」という邦題のアルバムをBOOK OFFに買い取ってもらったところ、買い取り明細が

となっていたことで、その頃から野草探しに興味を持ち始めた筆者が「ああこれは運命だなと思った」が由来です。

「ロックは捨てた。これからは野草だ」というわけではないんですが、環境の変化に伴う時間の使い方の変化というか、加齢に伴う悲哀というか…はさておき本題へ。

別のグループを発見

毎日のように通る「白滝公園」には何年も前からミツバが生えている場所があり、それまでずっと1株だったのが、昨年になって2株に増えたのを喜んでいました。

これです。

ただ、公園内のほかの場所もひととおり見回ったはずなのに、見つかるのはセリやノビルばかり。ミツバが一向に見つかりません。

うーむ、この辺も前に見たけどね、とあまり人が行かないところでもう一度目を凝らしてみると…あ、あるじゃないですか!

なぜ今まで気づかなかったのかと思うほど多くの株がありました。

野生のミツバは3枚の葉の根本や茎が赤いのも特徴のひとつで、スーパーに売っているものより葉は大きく茎は太く、味も香りも強いそうです。

とはいえ公園の草花を摘むわけにはいきません。山の方に住んでいる友人は何人もいますから「むしろ摘んじゃってよ」と言ってもらえるような場所を見つけたいです。そんな春がやっと来ました。