親子で特訓!リンゴの皮むき

「子供たちが自分で出来ることを増やそう!」

と、包丁の使い方に慣れようと1日1個リンゴの皮むきをしようと決めました。

包丁が使えれば、おやつを食べたいときに自分でリンゴをむいて食べることができます。ご飯作りのお手伝いもできます。

できることが増えると相手に頼らなくてもよくなるので、お互いに依存しなくてすみますし、本人の自由も増えます。

お手本にちゃーちゃんがむいてみた。

作れる料理は、フレンチトーストのちゃーちゃんですが、まずは子供たち2人のためにお手本でリンゴの皮をむいてみました。

10分後・・・

思ったよりキレイにむけましたが、丁寧過ぎたのかちょっと時間がかかりすぎてしまいました。
お手本を見ていた子供たちは、終わるのを待ちきれずにどこかに行ってしまいました。

手に力が入り過ぎたせいか、軽く手がつってしまいました・・・。

次は長男の登場です!

長男は2歳の頃、バターナイフを持たせバナナを切るところからスタートして包丁の扱いにも慣れています。本人も昔から物を切るのが大好きで、よくお味噌汁の具を切ったりして、自分から料理のお手伝いもしてくれます。

包丁暦で言えば3人の中で一番長いです。

ちゃーちゃんは恐る恐るでしたが、長男は躊躇なく大胆にものすごいスピードでリンゴの皮をむいていました。

あっという間に完成!
とてもキレイにむけました。

そして、そのままガブリ!
長男:「ワイルドだろぉ~?」

最後に長女の出番です!

長女はちゃーちゃんと同じくマイペースな性格なので、自分のペースでのんびり皮むきを楽しんでいました。

包丁を使ったのも今回がほぼ初めての長女。

ところどころ危なっかしいところもありましたが、ついつい手を出してしまったり口出しし過ぎても本人の成長の機会を奪ってしまうので、ここは親の我慢どころです。

何とか娘も最後までリンゴの皮をむき切ることができました。
初めてにしては、皮が厚すぎることもなく、しっかり出来ていると思います!

皮むきは何とかできた長女でしたが、リンゴの芯が上手く取れなくて、悔しがって最後はイライラして泣きながら実を切り刻んでしまいました。

ふだんはおっとりした性格の長女ですが、この日は負けず嫌いな一面を見ることができて新鮮でした。

1か月後・・・

「ふんふ~ん♪」と鼻歌を口ずさみながら、スルスルとリンゴの皮むきをする長女の姿が・・・

皮がまったく途切れることなく、あっという間にリンゴの皮むきを終えてしまいました。

先月までうまくリンゴが切れなくて悔しくて泣いていた長女ですが、その悔しさをバネに、1ヶ月間、毎日リンゴを1個ずつむくのが日課になり、本当に包丁の使い方が上達したようです。

1ヶ月の間に今度はちゃーちゃんが教えてもらう側になってしまいました・・・。

子供の自立を促す

今回の特訓では、リンゴの皮むきを通して、長女の自信に上手くつながったようでした。

もともと長男はチャレンジ意欲旺盛で何でも挑戦したい性格です。長男は自分に自信もあり、小さい頃から包丁をどんどん使わせていましたが、どちらかと言うと長女は控えめな性格で今回初めて包丁を使ってのチャレンジでした。

「長女が1つでも出来ることが増えて、自分に自信が持てるようになれば」と思って始めた特訓でしたが、負けず嫌いで地道に頑張れる長女には合っていたようで、結果大成功でした!

また1つずつでも出来ることを増やしていけるように、子供たちの自立を上手く促してあげられたらと思っています。