すべての若き野草ども ~その4~

春から初夏、そして梅雨へと季節は移っていきます。ちょっと目を凝らせば見つけることができる「食べられる野草たち」も元気になってきました。

毎日のように散歩する白滝公園で去年見つけたミツバは、ことしになって近くに別の株が育ってきました。かわいいですねえ。

モヤモヤも解決

白滝公園と三島商工会議所の間にある水路に自生しているこの草もずっと「あれきっとミツバずら!」とひとりでウキウキしていたのですが、夏になるとこの石垣下からも水が湧くので、なかなか近くで写真を撮ることができませんでした。

まだ水がない時期に生えてきたら撮るしかない!と狙っていたので、今年も生えていることを確認して最接近&即撮影。いつものアプリで判定してもらうと…

やっぱりミツバでした。あースッキリした。

宮さまの庭園にて

GWに初めて行ってみた御殿場の「常陸宮記念公園」は植物の宝庫。こちらの遊歩道でもミツバを見つけることができました。

大きくなったら見向きもされない

野草かいわいで前々から気になっていたのが「山菜が成長したらどうなる?」ということでした。

特に、ちょっと山に入ればそこらじゅうで見つけることができる「ワラビ」と「ゼンマイ」。山菜としての段階では分かるのですが、成長した時の姿について「どっちがどっちだろう?」ということがずっと知りたかったのです。それがこちら!

「思ってたんと違う」結果。想像と逆でした…。

こうなると、次は山菜としての「ぐるぐる具合」がそっくりな「ゼンマイ」と「コゴミ」の違いが知りたくなってきますが、わたしコゴミが自生しているのは見たことがないんですよ(見逃しているのかも)…。

おなじみ源兵衛川でも

すっかり人気観光スポットとなった源兵衛川では繁殖力の強い「ミント」と「クレソン」がやたら幅を利かせていますが、ひっそりとこの子も見つけることができました。

セリは近隣の湧水スポット「清住緑地」にもたくさんありました。
源兵衛川の最上流、遊歩道が始まる橋のたもとにあります。

こちらはアプリで検索するまでもない「サンショウ」。品があるけどトゲもある。

そういえば白滝公園ではこんなものも見つけましたよ。おいしいものではないらしいですけど。

ことしは例年よりかなり早く梅雨に入りました。梅雨が長すぎた昨年は楽寿園の小浜池が過去最高の水位を記録し、とても美しい姿を見せてくれた一方、源兵衛川の水量が異様に多くて遊歩道が閉鎖されてしまいました。

ことしは小浜池も綺麗で源兵衛川も楽しいぐらいの「ほどほど」の梅雨でお願いします。災害は御免です。コロナと共に、誰にとっても縁のないものであってほしいです。切に…。