【シリーズ・この人に聞く!第182回】元日本代表プロサッカー選手 中澤佑二さん

――コロナ禍で制限の多い一年でした。この時代をどう乗り切ればいいと感じられますか?子育てする親世代へメッセージをお願いします。

僕もだいぶ仕事に影響がありました。いろいろやり方も変わってきて新しいものにチャレンジする機会も増えました。製作スタッフのサポートもありYouTubeも始めました。現役時代はサッカー選手のイメージを気にして仕事を選んでいましたが、今は人間としての幅を広げるためにも頂いたお仕事はスケジュールが合えばお受けしています。

子育て中は特に、親の背中を見せることが大事だと思います。自分が子どもの頃はどうだったか?を振り返ってみること。闇雲にあれやれこれやれとなってしまうと、もしかすると子どもが好んでやっていない可能性もあります。親の背中を見せていけば、子どもはまっすぐ育つと思います。

コロナ禍で親も子もストレスがあると思いますが、逆にコロナ禍になったために、家族で過ごす時間、お子さんたちに向き合う時間も以前よりできた方も多くいらっしゃると思います。その時間を何か一つでも、一緒に楽しめる時間にしてほしいです。この大変な時期を一緒に乗り越えていくことがきっと未来の親子の絆につながると思います。

編集後記

――ありがとうございました!テキパキと歯切れよくフレンドリーにお話しいただいてリモート取材でしたがとても楽しかったです。食へのこだわりだけでなく、予定の2時間前には現地入りを心がけ遅刻厳禁!など、自らを律する心は想像以上でした。だからこそ二度も日本代表選手として活躍されたのですね。食べるものが心と身体を作る。トップを目指すならまず日々の食事から。中澤さんの本から、多くの子どもたちが食の大切さに気付けますように。これからもずっと応援しています!

2021年1月リモートによる取材・文/マザール あべみちこ

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