ビニールハウス作りの第12弾です。
前回は緊急出動してくれた義父のおかげで、一気に棚の取り付けまで完了しました。
ビニールハウス作りもいよいよ終盤です。
このまま一気に作業を進めて、冬の間中に完成させたいところです。
それではレッツ、エンジョイDIY!
15日目(前半)
始めにビニールハウス作りの工程のおさらいです。
1.義父の作業場で木材から壁、屋根のパーツを作成
2.自宅の庭に基礎を作成
3.基礎の上に床を作成
4.壁、屋根パーツの組み立て
5.ビニールシートの貼り付け
6.その上にクリアポリカ(波板)の貼り付け
7.鉢などを置く棚の制作
8.ライトの取り付け
9.南国フルーツの鉢植えの設置
今回は「8.ライトの取り付け」・・・、と言いたいところですが、ここに来て「5.ビニールシートの貼り付け」を忘れていたことに誰も気づいていませんでした。
ビニールハウスなのに、ビニールシートを貼っていない、いちばん肝心なところが抜け落ちていました(汗)
棚の取り外し
まずは昨日取り付けた棚を1つ1つ取り外していきます。
せっかく取り付けたのにまた外すだなんてなんかもったいない気がします・・・。
自分は、棚を外さずに、棚を避けてシートを貼っていけばいいんじゃない?と訴えましたが、義父から「一回棚を外さないと、きれいに貼れないし隙間ができてしまう」と指摘されました。やはり横着はいけません。
ということで、まずは上段から。
続いて下段。
この時、取り付けてあったもとの場所が分かるように、棚に1つ1つ数字を振っていきます。棚をもとの場所に戻してあげることで、棚側のビスの穴と、ビニールハウス本体のビスの穴がピッタリ合うので簡単に棚をもとの場所に取り付けることができるのです!
ビニールシートの貼り付け
続いてシートの貼り付けです。
シートは、義父が大きなロール状のものを用意してくれました。
シワが寄らないように1人が抑え、もう1人が隅から伸ばしながら貼っていきます。
シート貼りは1人でやるのは相当な技術が必要だと思います。2人以上で作業するのをお勧めします。
ちなみにシートはビニールハウス内に貼りました。義父によると風や雨ざらしの外とは違い劣化しにくく、何かを引っ掛けたりしなければ10年は持つだろう、とのことでした。破れてしまった場合は、とりあえずガムテープで応急処置しておけば問題なさそうです。
この大きなホッチキスのようなものはタッカーという工具で、木にシートを留める際にとても便利です。
「バチンッ!」という音とともに、あっという間にそして簡単でキレイにシートを留めることができます(この道具を考えた人はすごい!!)。
ただホッチキスと違い、針を受け止めるところがないので、針が出る場所に手を置いて使用すると悲惨なことになるので注意が必要です。
ちなみにタッカーは100均でも買えるようです!
窓の部分はカッターで切り抜きます。これくらいだったら自分でもできそう。
良い感じにシートが貼られました。
ちなみに天井部分にはシートを貼りませんでした。「冷気は下から上がってくるから、壁の隙間さえ塞げば冬も大丈夫だ!」と自分は考えていました。
ところが、この記事を書きながらインターネットを調べてみると、なんと冷気は上から下がってくるとのこと!部屋の中では冷たい空気は下に、温かい空気は上にたまるようです(完全に勘違いしてました!)。
つまり、天井部分にシートがなく隙間があると、冷たい空気が天井から侵入し下にたまり、温かい空気は天井の隙間から外に押し出されてしまうということです。
そんなわけで、南国フルーツを設置する前に天井にもシートの貼り付けを行う必要がありそうです。
グルっと一回り、ドアの内側にも忘れずにシートを貼ります。
棚を元の位置に戻して完成!実質1~2時間の作業時間でした。
試しに上段に資材を置いてみましたが思ったより頑丈そう。あとは棚の下に筋交いの補助木材を入れるか、L字金具で補強すればバッチリです!
ハウス内は晴れている日中なら、「遠州の空っ風」が吹き荒れる寒い真冬でも、ポカポカと快適です。外から通行人に丸見えですが、休日にお茶を飲みながら南国フルーツに囲まれてリラックスするのが楽しみです。