我が家では息子と娘が時期をずらして『水いぼ』になってしまいました。
かゆみや痛みは無いようですが、人にうつしてしまうこともあるそうです。
ということで、早速皮膚科を受診しました。
「水いぼ」ってどんな病気?
子どもによく見られるウイルス感染症で、1~5ミリ程度の丸くて光沢のあるいぼが皮膚にできます。基本的に自然治癒することが多く、数カ月以上かけて徐々に増えて、いつの間にか自然に治っていきます。治癒するまで半年以上、時には数年かかることもあります。ただし、細菌に感染して化膿したり、また、アトピー性皮膚炎やその他の基礎疾患がある場合などにはまれに全身に広がったりする場合もあります。
息子の場合(A病院)
小学1年生だった息子は脇の下あたりに水いぼができ、気づかないうちにどんどん増えてしまいました。
最初に受診した皮膚科では、ピンセットで水いぼをつまみ、中の白い塊をむしり取りました。
麻酔もせずに全部で約30個取ったのですが、あまりの痛さに泣き叫んでいました。
しかし、残念ながらすべてを取りきることが出来ず、再び水いぼが出てきました・・・。
息子の場合(B病院)
さすがに押さえつけられて水いぼを取るのは可哀そうだったので、2件目の病院を受診。
そこでは、局所麻酔剤のペンレスを水いぼより少し大きいくらいに切り、水いぼに貼って1時間ほど待ちました。
麻酔が効いたころにピンセットで水いぼをつまみ、中の白い塊をむしり取りました。
麻酔で大分痛みはやわらいだものの、やはり痛かったようで泣いていました。
そのまま様子を見ていると、自然に治癒して小学4年生の今ではすっかりきれいな状態です。
娘の場合(C病院)
しばらくすると、当時小学2年生の娘の太ももにも、水いぼが出来てしまいました。
今回はC病院に行くと先生からはこんなお話がありました。
「最近は水いぼを取ったりせずに、薬を飲みながら自然に消えるのを待っている。プールの水ではうつらないけれど、タオルなど接触でうつるので注意してほしい。」
ということで、早速薬を処方されました。
ところが、きっちりと毎日服用しなかったためちっとも改善しません・・・。
そのまま放置していたら、水いぼがどんどん広がっていきました。
娘の場合(B病院)
数が増えた上に一つ一つが大きくなってしまったため、B病院で局所麻酔のペンレスを貼って水いぼを取り除きました。
20個ほど取りましたが、あまりの痛さに娘がギブアップしたため一先ず今回は途中でやめることにしました。
とはいっても大きなものはほぼ取って、小さすぎて取り切れない水いぼは様子見です。
娘の場合(C病院)
完全に除去できなかったためか、今度は顔に水いぼが・・・。
顔の治療ということで、流石にむしりとって傷になっても困るので、薬の治療をするためC病院へ。
今度こそきっちり薬を服用しました。
すると、3週間ほどでだんだん小さくなって消えていきました。
まとめ
息子と娘の水いぼにおよそ4年悩まされました。
水いぼは引っ掻いてつぶれると周囲の皮膚に広がることもあるそうです。
しかしとくにつぶれた様子が無くても知らないうちに広がっているため、自然治癒を狙わずに早めの受診がよさそうです。
子どもにとってどの治療がベストな方法なのか、かかりつけのお医者様とよく相談してくださいね!
針を刺す時や処置をする時、レーザー照射時の痛みを和らげるお薬です。皮膚の痛みを伝わりにくくする作用があります。