行ってみよう!〈キリンビール 仙台工場〉

キリンビール 仙台工場

自分たちが口にしているものが、どんな風にできあがるかを知ることが出来る工場見学。

今回は宮城県仙台市にある『キリンビール 仙台工場』に行きました!

ここでは『キリン一番搾り生ビール』を作っています♪

まずは予約

工場見学は予約が必要な場所と、必要でない場所があります。

事前にホームページなどで、予約の有無を確認することをお勧めします。

キリンビール 仙台工場は、3ヶ月前からインターネット予約が可能でした。

まずは上映会

毎度おなじみの、見学前の上映会。

キリンビールでは、CMキャラクターの堤真一さんや石田ゆり子さんが一番搾りの美味しさをお話していました。

比較的さらっと終わってしまい、ちょっと拍子抜けな感じです。

いざ工場見学へ!

工場に移動して、見学スタート!

まずはビールの原料の一つホップについて。

ホップがこんなに大きな木だったなんて知りませんでした。

東北は国産ホップの一大生産地で、キリンビールは国内ホップの活性化に取り組んでいるそうです。

ここではホップをちぎって、香りをかぎました。

そして麦芽の試食もあります。

カリカリと香ばしく、結構おいしい!

なかなか麦芽を食べる機会はないので、テンションが上がります。

お次は仕込みです。

麦芽を煮込んで麦汁をつくります。

一番搾りとは名前の通り、一番搾りの麦汁だけを使ったビールなのだそうです。

一番搾りとは、ビール業界の用語で、ビール製造時に、原料のもろみの自重だけで自然に流れだしてくる麦汁のこと。キリン一番搾り生ビールは、この一番搾り麦汁のみを使用しており、後述する二番搾り麦汁を使用していない。キリンビールによれば、これによって渋みが少なく、さっぱりとしたビールが製造できるという。

一番搾り麦汁を搾ったあとに湯を撒いて搾り出される麦汁を、二番搾り麦汁という。古くから、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁では味に違いがあることは分かっていたが、製造工程上、両者を分けることが困難だったため、一番搾り麦汁のみを使用したビールが製品化されることはなかった。

引用元:キリン一番搾り生ビール - Wikipedia

麦汁にホップを加えてビール独特の香りと苦みを引き出すそうです。

ホップを加えた麦汁に酵母を加えて発酵させ、低温貯蔵します。

次に進むとなんと麦汁の試飲が!!

一番搾りと二番絞りの違いは、やっぱり飲んでみないと分からない。

飲んでみると、一番搾りは甘い麦茶。

二番絞りは薄い麦茶のような味でした。

個人的には美味しくないです。

お次はパッケージング工場。

缶ビールのパッケージでは、規定量が入っていないビールははじかれていました。

そして、缶の蓋つけの実演もあり、一番搾りの貯金箱が出来上がり。

じゃんけん勝者がお土産にもらっていました。

最後のお楽しみ♪

左:キリン一番搾り〈黒生〉、中:キリン一番搾り生ビール、右:一番搾りプレミアム

最後にお楽しみの試飲会!!

20分間で、一人3杯までビールが飲めます。

未成年やドライバーにはソフトドリンクがもらえます。

おつまみは柿の種。

3種類を飲み比べてみて、個人的に一番好きなのは一番搾りプレミアムでした。

フルーティーで美味しい。最高でした!!

まとめ

実際に原料の麦芽を食べたり、一番搾りと二番絞りの試飲ができるのは、アサヒビール神奈川工場の見学にはなく面白かったです。

こうやって原料を食べさせてくれたり、途中段階の麦汁を試飲させてくれるのは、原料や工程に自信があるからこそなのだと感じました。

東日本大震災で被災したキリンビール 仙台工場ですが、敷地内を見ても目立った被災の痕跡もありません。

活気の感じる工場でした。