『Fiore di Pesca(フィオーレ ディ ペスカ)』としてブランドを立ち上げていらっしゃる、ハンドメイドアクセサリー作家の熊田和美さんのワークショップに参加しました!
今回はビーズを使った涼し気なアクセサリーの制作です。
ハンドメイド好きとしては、テンションが上ってしまいます!!
材料と道具
【道具】
・はさみ
・ビーズケース
・メジャー
【材料】
・リーフィ(2m×2本)
・SAWARI(2m×1本)
・ウッドビーズ(15~17個)
・シェルビーズ(15~17個×2)
・アロンアルファー
今回のワークショップでは、Ethical(エシカル)素材をつかったアクセサリーを作ります。
エシカル(ethical)とは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞である。つまり、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」を示す。近年は、英語圏を中心に倫理的活動を「エシカル(ethical)○○○○」と表現し、エシカル「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっている[1]。身近な倫理的活動としては、主にエシカルコンシューマリズムが挙げられる。
『リーフィ』と『SAWARI』が再生和紙でできており、エシカル素材だとおっしゃっていました。
『リーフィ』はパルプ和紙100%合太糸で、パピーリーフィーとネットで検索すると、色とりどりの糸が出てきました。
『SAWARI』は、撥水加工を施したささ和紙だそうです。
どちらも水に比較的強く、少々引っ張っても破けるようなことはないようです。
まずは好きな材料をチョイス!
まずは、自分が作りたいアクセサリーの材料を選びます。
選ぶ時間は至福です。
いろいろ考えながら、自分の持っている服などを想像しつつ選択しました。
作ってみよう!
まずは3本の糸の端30cmを残してまとめて固結びします。
反対の端を細くよって、さらにアロンアルファーで固めます。
このとき、先生は手につくことを気にせずに細くしていらっしゃいました。
アロンアルファーはお風呂でお湯につけてこすると取れるそうです。
そして、3本の糸にそれぞれビーズを通します。
先が硬いので、穴が小さいビーズもすんなり通すことができました。
3cm程で3本の糸をまとめて固結びします。
それをひたすら17回繰り返し、鏡の前で長さ確認をします。
もう少し長くしたければ、更にビーズを付け足します。
最後は27cmほど離して固結びをして、反対側も同じ場所で固結びをします。
そして端を3cm残してカット。
完成!!
先生にお揃いでピアスも作っていただきましたよ!
参加者が作った作品をお披露目!!
選んだ糸やビーズで印象が変わってそれぞれ素敵でした。
トークセッション
ゲスト講師:熊田和美さん(デザイナー)
東京都生まれ、湘南在住。明治学院大学英文科卒業後、第一勧業銀行にて営業として7年勤務。結婚を機に退職。長女出産後間もなくオランダからベルギーへと7年在住。その間に次女出産。
子育てしながら趣味で始めたアクセサリー作りに没頭。現地ワークショップに参加しスキルを磨く。日本帰国後Fiore di Pesca(フィオーレ ディ ペスカ)としてブランド立ち上げる。二人娘、桃子と花子ともにブランドも成長していきたい…そんな想いから”桃の花”がネーミングの根源に。
2015年より横浜市女性起業家プロモーションに参加し、戸塚駅構内にて1年間ショップオープン。その後、大手商業施設、百貨店、ホテル多数出店。流行に関係なくアクセサリーはさりげない名脇役として「シンプルであって上品」に。身につけると大人の女らしさの中に、ふぁ〜とチャーミングさが漂ようようなアクセサリー。金具はマグネット。軽くて痛くならない素材選び。そんな優しさをプラスしたFiore di Pescaが、あなたの心まで届きますように …。
熊田さんはご主人のお仕事でベルギーに滞在されたときに、現地のワークショップなどに参加されてアクセサリーを作るようになったそうです。
趣味で始められたアクセサリー作りに没頭するあまり、体調を壊して病院に行くこともあったとおっしゃっていました。
ベルギーではベビーシッターに預けることが当たり前で、そうやってできた時間に女性がやりたいことをしているというお話は驚きでした。
日本では母親が子育てをすべて行わないと、どうしても後ろめたい気持ちになってしまいますが、小さな子供がいても自分の時間が確保できる社会のシステムが素敵だと思います。
そんな環境で自分のやりたいことを見つけて、たくさんのファンを作りながら今も進んでいるということでした。
お話の中で印象に残っているのが、第一勧業銀行で営業として努めていたときの接客業の経験が、現在の役にたっているということでした。
仕事柄お客様の顔色をうかがっていたため、相手をよく観察するようになったそうです。
ワークショップですべての参加者に気を配りながら声をかけている姿は、こういう過去があったからできるのですね。
私は目の前のことが無駄か無駄じゃないかを考えてしまいがちですが、結局一生懸命やったことはいつか自分にかえってくるのだと思いました。
作品については、軽くてつけ心地の良い素材を選び、シンプルでいて他の高級アクセサリーと重ねづけもできる上品なものを作られているようです。
今後の熊田さんの作品も楽しみです!
ランチ
今回のワークショップには、ランチも付いていました!!!
美味しい上に見た目もかわいいお食事に大満足でした。
まとめ
ワークショップを行う上で熊田さんが意識しているのが、出来上がったアクセサリーを身に付けてもらえることだそうです。
今回のワークショップも、気軽につけられるデザイン性が高いアクセサリーだったと思います。
さらにエシカル素材というエコな材料で簡単にできるので、自宅で娘とエシカルについて学びながら作ろうと思います!
大好きなハンドメイド、おいしい食事、パワフルな女性のトークと、あっという間の3時間半でした。
また参加します!