発達障害を知る
モデルやタレントとして活躍する栗原類さんが、ご自身の発達障害(ADD)について書かれていました。
どんなことに困っているかが詳しく書かれており、発達障害の生きづらさを知ることが出来ました。
彼はニューヨークでの小学生時代に、発達障害の可能性を担任から指摘され次の検査をしたそうです。
・IQテスト
・教育委員会からの行動観察
・日常的に関わる教師からの調査
・耳鼻科、眼科検査
様々な角度からの観察と検査結果から、教育委員会担当者、精神科医、児童心理学者、他校の教諭、他校の保護者で話し合い、親の観察によって遺伝的性質も勘案して発達障害が認定されることは、とても興味深かったかったです。
本の中の失敗談などで、発達障害は周りに特性を理解していただくことが、重要なのだと感じました。