塩害により、松の枯れている島がありました。
アカマツなので、松茸があったかもしれません。
仁王島には、10mを超える津波があったそうです。
しかし、90の島々が自然の防波堤となり、松島は2m程の津波だったそうです。
下からじわじわと水が流れてくるような津波だったため、家が流されることはなく、湾内では亡くなった方はいなかったようです。
船は沖に出ているほうが被害が少ないと言いますが、50mの深さがないと沖に出ても意味がないので、浅瀬の松島の船は、湾内に戻って止めたそうです。
瑞巌寺
松島の船着き場から道路を隔ててすぐにあるのが「瑞巌寺」です。
伊達家の厚い庇護を受けた、このお寺に行きました。
参道の両脇にある大木は塩害によって折れる可能性があったため、切ったそうです。
これらの洞くつで、僧侶が生活をしていたそうです。
地震で崩れることがなかったのは、本当に良かったです。
東北2日目の旅では、復興に向けて新たな施設ができている姿を見ることができました。
また、美しい景色と美味しい魚介を堪能しました。
私にとっては3年ぶりの松島クルーズ。
津波によってところどころ以前と姿を変えていましたが、変わらない美しい姿で、いつ来ても癒される美しい場所でした。