お盆に網膜剥離の手術をした母。
手術をした病院から、もともと通っていた病院(矢田眼科)への転院を進められました。
理由は、矢田眼科の方がスタッフが揃っていて設備が良いからだそうです。(他の病院を進めるなんて、患者の家族として不安になる。手術は大丈夫だったのか・・・。)
そこまで言うならと、術後の経過も矢田眼科で見てもらっていたそうです。
実家に帰るたびに目の具合を聞いていましたが、「うん・・・。大丈夫だよ・・・。」と母の反応はイマイチでした。
「見えそう?」と聞いても、「まだ分からない」との言葉が・・・。
1か月半程たったころ先生から、「網膜がはがれかかっていますね。手術が必要です。」とのお話がありました。
目の異変に気付かなかったのか母に聞くと、「濁ったままで、飛蚊症がひどくなったような気がした」とのことでした・・・。(だから微妙な反応だったのね・・・。)
手術方法
手術は大きく分けて、下記の2つの方法があるそうです。
【強膜内陥術】
網膜剝離の治療法の一つ。眼球の外側にシリコンのスポンジ(バックル)を縫いつけることで、網膜にできた裂孔をふさぐ。胸膜バックリング術。
【硝子体手術】
眼球に小さな穴をあけ、そこから器具を挿入して、硝子体を切除する手術。網膜剝離や硝子体出血の治療として用いられる。
前回の手術が【強膜内陥術】で、目の外の手術だそうです。母はものすごく痛かったと言っていました。
今回の手術は【硝子体手術】で、目の中の手術だそうです。黒目の淵の4か所から穴をあけて、眼球に入っているゼリー状の物質を抜いて、シリコンオイルを入れて網膜をつけるそうです。
完全に網膜がついてから(約2か月後)、再度シリコンオイルを抜くための手術が行われます。
母の言葉
前回の手術に比べて、今回の手術では肉体的なダメージは少なかったようです。
手術後に家へ帰ってきた母は「あんたも目の異常を感じたら矢田眼科に行きな」との言葉が・・・。
ただ、目の異常と言っても小さなころから飛蚊症の症状がある私は、何を基準に病院に行けばいいのか分かりません。
母に聞いてみると、「以前よりもひどくなったように感じたら、すぐに病院の受診をしたほうがいい」とのことでした。
また、『ピカッ』と強い光を感じたら網膜がはがれかかって反射している可能性があるから、すぐに受診をしたほうがいいそうです。(こちらは網膜剥離手術経験者の父の言葉)
こんなに恐ろしい手術をせずに済むには、早期発見と早期治療です。
早くに対処すれば、レーザー治療で済むこともあります。
網膜剥離は自然治癒が望めないようです。
見え方に違和感を感じたら、すぐに設備とスタッフの整った病院を受診しましょう!!