マラソンで生まれたコミュニケーション

フルマラソンを走ることになったきっかけ

毎年、お盆と年末の2回、高校時代の部活友達との飲み会があります。年末のお酒の場で友達から声を掛けられました。

友達「新茶マラソンにエントリーしたから、一緒に走ろうよ」
自分「何キロ?」
友達「もちろんフル」
自分「・・・フル!?」
友達「ねぇ、みんな、応援にきてよ!」
全員「いいね!2人の雄姿を見にみんなで集まろう」
全員「わーわー、きゃーきゃー」
自分「・・・(もう走ることになってる・・・)」

新茶マラソンまであと3ヶ月半しかありません。マラソン未経験、最近運動もしていない状態でいきなりフルマラソンを走れるか、未知の世界過ぎてまったく想像できませんでした。

2月のエントリー締め切りギリギリまで、10kmにしようかフルマラソンにしようか悩みました。どちらかと言うと「8:2」くらいで10kmに傾いていました。ところが、ある知人の言葉で私は一気にフルマラソンを走ることを決意することとなりました。

その言葉とは、「苦しい練習をして走り切ったフルマラソンだからこそ感動が大きい!」という一言。

結果より過程…。そうです。私が悩んでいたのは、フルマラソンのための過酷な練習を続ける自信がなかったためだったのです。しかし知人の言葉を聞いて、私が単純ということもあるかもしれませんが、ものすごい説得力を感じたのです。頭の中では厳しい練習を乗り越えフルマラソンを完走してガッツポーズをしている自分しか想像できませんでした。

一瞬でやる気全快になり、すぐにフルマラソンのエントリー手続きを行いました。

現在の自分の運動能力は…

さきほども書きましたが、私はここのところまったく運動をしていません。しかも運動はもともと苦手です。

社会人になってからの私の運動歴の一部を紹介します。

(プラス面)
・硬式テニスサークルに入っていたことがある(3~4年)
・バドミントンサークルに入っていたことがある(1年)
・昨年、津波伝承 女川復幸男完走

(マイナス面)
・20代前半で測定した体力は68歳並
・ジムは1日目で背中を痛めてリタイア
・地区の100m障害物競走で5回以上転ぶ(何もないところで)

これだけ見ていると、マイナス面が際立ちハッキリ言ってフルマラソンはかなり厳しいように思えます。ただ学生時代、長距離走に関してはそこまで苦手意識はありませんでした。ですので、フルマラソンも初めから絶対無理!とは考えていません。大切なのは完走するぞ!という気持ちだと思います。

新茶マラソンの概要

新茶マラソンは毎年4月にお茶処、静岡県掛川市で開催されるマラソン大会です。ある情報筋によると、フルマラソンはアップダウンが激しく、フルマラソンの中では厳しいコースとのこと。

一番のお楽しみ要素は、30km過ぎの高天神城近くで振舞われる「戦国汁」です!毎年大好評とのこと。また掛川はイチゴやメロンの産地でもあります。4ヶ所あるフルーツステーションも見逃せません。

〇フルマラソン
期日  :平成30年4月15日(日)雨天決行
会場  :スタート・ゴール「つま恋リゾート 彩の郷」静岡県掛川市満水2000
コース :つま恋園内および掛川市内
定員  :5,000人
制限時間:スタート合図より6時間以内
参加資格:高校生を除く18歳以上
参加料 :6,000円
スタート:9:30

マラソンを始めて変わったこと

フルマラソンを走ると決めた直後から、一つ大きく変わったことがあります。
それは、マラソンを通じてコミュニケーションが急に増えたことです。

自分がフルマラソンを走るきっかけを作ってくれた知人をはじめ、社内の様々な方から、アドバイス、応援の声、心配の声などをたくさんいただきました(みなさんに教えていただいた貴重な情報は次回の記事で紹介したいと思います)。私もフルマラソンは分からないことだらけで色々な方に相談するようになりました。

友人のたった一言から始まったマラソンですが、コミュニケーションがあまり得意でない自分の中に、人とコミュニケーションを取ることの喜びが生まれました。

まだマラソンの練習を始めたばかりですが、これからもマラソンを通じて色々な方とコミュニケーションを取っていきたいと思います。