東京電力の「廃炉プロジェクト」のページトップに「廃炉への軌跡 since 2011.3.11」というコンテンツが掲載されていたのでご紹介。
40年かかるか50年かかるか分からない廃炉作業が続いていく以上、事故原発で何が起きてきたのか社会とのリレーションを維持していくことは重要だろう。だから極力批判せずに紹介しようと思ったが、2点だけ。
どうしてタイトルに「since 2011.3.11」なんてつけるのか。いったい誰がこのタイトルにGoサインを出したのか。これはマズイという声が東電社内で上がることはなかったのか。原発事故の被害を受けた人たちにとって「since 2011.3.11」が、廃炉への軌跡なんかではなく、家族や生活や生き甲斐を奪われた原発事故の始まりを意味することだと思量する人が1人もいないということなのか。
もうひとつは、お金の使い方をしっかり考えて行動してもらわないと、みんなからそっぽを向かれてしまうということだ。
あいた口がふさがらない。