2016年1月8日 今日の東電プレスリリース

1月8日(金曜日)に公開された「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」。前日からの変化や変更点から、事故原発がおかれている状況を考えます。

「日報」に登場する主な施設(Google Mapに加筆)

3号機使用済み燃料プール水の分析結果(1月7日採取)セシウム-137は1リットルあたり72万ベクレル

※3号機使用済燃料プールにおける燃料交換機の操作卓等の落下について、1月7日採取した使用済燃料プール水の放射能分析結果は以下の通り。

・セシウム-134  1.5×10^5Bq/L
・セシウム-137  7.2×10^5Bq/L
・コバルト-60   検出限界値未満(検出限界値8.8×10^2Bq/L)

前回と比較して有意な変動はなく、燃料破損の兆候は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月8日

【整数で表示】
・セシウム-134 150,000Bq/L
・セシウム-137 720,000Bq/L
・コバルト-60 検出限界値未満(検出限界値880Bq/L)

※ 情報を追加して更新します

1~6号機

◎日報に新規事項の記載なし

◆1号機
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中
・1号機ディーゼル発電機(B)室、1号機所内ボイラー室の滞留水を1号機タービン建屋地下へ断続的に移送実施中

◆2号機
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中
・増設廃棄物地下貯蔵設備建屋の廃樹脂貯蔵タンクエリア、廃スラッジ貯蔵タンクエリアの滞留水を、2号機廃棄物処理建屋へ断続的に移送実施中
・2号機タービン建屋地下→集中廃棄物処理施設へ高濃度滞留水を断続的に移送実施中

◆3号機
・復水貯蔵タンク(CST)を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中
・増設廃棄物地下貯蔵設備建屋の廃樹脂貯蔵タンクエリア、廃スラッジ貯蔵タンクエリアの滞留水を、3号機廃棄物処理建屋へ断続的に移送実施中
・FSTR建屋から3号機廃棄物処理建屋の滞留水移送については断続的に移送実施中
・3号機タービン建屋地下→集中廃棄物処理施設へ高濃度滞留水を断続的に移送実施中

◆4号機
・原子炉内に燃料なし
・2014年12月22日、使用済燃料プールに保管されていた全ての燃料の移動作業が終了

◆5号機
・冷温停止中(燃料は全て使用済燃料プールに保管中)
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

◆6号機
・冷温停止中(燃料は全て使用済燃料プールに保管中)
・使用済燃料プール冷却浄化系運転中

共用プール

◎日報に新規事項の記載なし

・使用済燃料プール冷却浄化系運転中
・共用プール低電導度廃液受タンク水について、同タンクから集中廃棄物処理施設(高温焼却炉建屋)へ適宜移送を実施。

水処理設備および貯蔵設備の状況 RO淡水化装置を「運転」、多核種除去設備(ALPS)を「運転」

・RO淡水化装置運転中
・多核種除去設備(ALPS)運転中

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月8日

その他の項目に新規事項の記載なし

・セシウム吸着装置運転中
・第二セシウム吸着装置(サリー)運転中
・増設多核種除去設備運転中
・高性能多核種除去設備ホット試験中
・モバイル型ストロンチウム除去装置停止中
・第二モバイル型ストロンチウム除去装置停止中

サブドレン・地下水ドレン

※サブドレン他水処理施設について、一時貯水タンクAの分析結果[採取日2015年12月27日]については、運用目標値を満足していることを確認。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月8日

福島第一原子力発電所 サブドレン・地下水ドレン集水タンクの分析結果(12月24日採取分)

地下水バイパス 排水に関するサンプリング結果(1月6日採取)

H4,H6エリアタンク周辺観測孔(周辺排水路含む)の状況、タンクパトロール結果

◆最新のパトロール

1月7日のタンクエリアパトロールや汚染水タンク水位計による常時監視において、漏えい等の異常がないことを確認。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月8日

◆H4エリア

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

引用元:福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月8日

H4エリア周辺地下水【E-1】全ベータ濃度(単位:Bq/L)
採取日 12/30 12/31 1/1 1/2 1/3 1/4 1/5 1/6
E-1 5,500 6,600 7,400 7,200 7,500 8,000 8,700 7,700
浪江雨量(mm)0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

◆H6エリア

H6エリア周辺地下水【G-1】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 12/30 12/31 1/1 1/2 1/3 1/4 1/5 1/6
G-1 130 160 120 120 180 180 130 ND(110)
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

H6エリア周辺地下水【G-2】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 12/30 12/31 1/1 1/2 1/3 1/4 1/5 1/6
G-2 380 350 330 430 240 300 300 250
浪江雨量(mm)0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

H6エリア周辺地下水【G-3】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 12/30 12/31 1/1 1/2 1/3 1/4 1/5 1/6
G-3 910 1,000 1,000 960 840 880 920 990
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

*NDは検出限界値未満を表し、( )内に検出限界値を示す。