茨城県と栃木県に大雨特別警報。福島でも大雨の恐れ。鬼怒川が決壊したため茨城県常総市では保育園児など含む少なくとも80人が身動きが取れない状態。消防や自衛隊のヘリコプターで救助活動が行われているそうです。栃木県鹿沼市では土砂災害が、日光市や、千葉県の利根川でも増水等の被害が出ている模様です。
被害地域の状況については、NHKのNEWSWEBがニュースの同時中継をしています。ネットで動画を確認できます。
【緊急情報】知っておくことで助かる命がある
岩手県大船渡市で東日本大震災を経験し、現在は「311karats。☆緊急災害支援☆チーム新沼」を立ち上げ、緊急災害支援活動を行っている新沼暁之さんが、土嚢の積み方、ペットボトルやポリタンクを救命具にする方法についてフェイスブックに情報をアップしてくれました。
鬼怒川沿岸部では、これまでに起きたことのない状況とのこと。緊急です。知っておくことで万が一の時に助かる命があります。
緊急!
問合せが多い為
アップします!
▪土嚢の積み方は交互にします!
▪️砂の量は袋半分で!
▪️一列積んだら踏み固める!
▪️ブルーシートとの合わせ技なら最有効!
▪️2リットルのペットボトルなら
3本まとめれば90キロの大人が裕に浮きます。
(体験済)
灯油のポリタンクも救命具になります。
(どちらもロープ等つけると最有効です)
▪️ロープが無くても掴まれば助かる命もある!
新沼さん、ありがとうございます!
ペットボトルなどを浮きに使うときには腰などではなく、胸の前に抱くようにして首のまわりを浮かせて呼吸を確保できるようにします。最悪ペットボトル1本でも呼吸を確保できる程度に浮かぶことはできますが、濁流に進んで入ることは止めましょう。
濁流の中は底がどうなっているのか分からないのに加えて、危険物が流れてくるリスクもあります。建物が浸水したりした際には、二階など家の中でより安全な場所に逃れるとともに、家が流されたりした際のサバイバルの手段を用意してください。ペットボトル1本でも呼吸を確保することは可能です。最後まで諦めないでくださいね。
救助要請のコールは諦めないで
NHKのニュースによると、救助要請は119番にお願いたいとのこと。ただ、119番はたいへんかかりにくくなっているので、繋がらなくても切らずに待つか、しばらくしてかけ続けるなどしてほしいとのことです。
国土交通省の川の防災情報
国土交通省が解説している川のリアルタイム防災情報です。お住まいの近くの川のポイントを指定すると、現在の水位を確認できます。
こちらは気象庁の気象警報ページです。
土のう作りについてはこちらも充実
緊急度や状況によって対応はさまざまです。このまとめページも参考になります。
ゴミ袋を使った簡易「水嚢」やプランターとレジャーシート、下水からの逆流防止など。