プロ野球歴代助っ人外国人No.1を決める!【その11】

プロ野球の帽子。昔はいたってシンプルなものが多かった。ヤクルトスワローズのYとSの組み合わせたものや南海ホークスのNとHの組み合わせはシンプルながらも妙にかっこよく見えたものだ。

残念ながら巨人のYとGの組み合わせはあまりカッコよく見えなかった。。。

子どものころ、このチームは丸いマークの中にくねくねした文字が書いてあった。何て書いてあるのかはさっぱりわからなかった。
そのチームは日本ハムファイターズ。

日本ハムがジャイアンツと同じ後楽園球場を使っていた。これも不思議だった。

当時の監督は大沢親分。ファイターズはなかなか強かった印象がある。新人ながら22勝した木田勇にはかなり驚いた。こんなすごい新人がいるのかと。22勝したけど800万くらいしか年俸が上がらなかったのにも驚いた。

そして大沢親分とはご存知、大沢あかねのおじいちゃん。孫にはデレデレだったが選手にはめっぽう厳しかったらしい^^;

日本ハムの歴代外国人を見てみる

'80~'83 トニー・ソレイタ 【打点王 '81 ホームラン王 '81】
'90~'94 マット・ウインタース
'94~'98 キップ・グロス 【最多勝 '95 '96】
'97~'01 ナイジェル・ウィルソン 【打点王 '98 ホームラン王 '98】
'04~'07 フェルナンド・セギノール【ホームラン王 '04】
※タイトル、在籍期間は当チーム時のみ


○トニー・ソレイタ
子どものころよく見ていた選手名鑑にはホームラン45本と書いてあった。45本も打っているソレイタを当時あまりすごいと感じなかった。何でだろうか。。。もっとホームランを打っていたマニエルがすごく見えすぎていたのかもしれない。

江川はすごく見えたけど西本はそれほどすごく見えなかったみたいな、、、

ソレイタは日本ハムに4年間在籍してすべて30本以上のホームランを打ち、1シーズンに4打席連続ホームランを2度も達成している。4年通算155本塁打で371打点。

'83に日本ハムを退団。退団と同時に現役を引退。ホームラン36本打って引退とは、、、まだまだやれたのではないだろうか。。。

そして日本ハム退団から7年後、43歳の時に故郷のサモアでトラブルに巻き込まれ銃で射殺されてしまった。

○ナイジェル・ウイルソン
2年連続のホームラン王。2年目は33本でホームラン王のタイトルを獲った。その年セ・リーグは松井秀喜が34本でホームラン王だったのだが、どちらも本数の少なさに物足りなさを感じずにはいられなかった。

この年メジャーではマークマグワイアが70本、サミーソーサが66本というとてつもない数字でホームラン王争いをしていた。この2人はあとあとケチがついたが当時は日本のプロ野球との差をかなり感じたものだ。

ファンサービスに徹した男

マット・ウインタースはとにかくお客さんに喜んでもらおうと一生懸命だった。
相手チームのチアガールと一緒に踊ったり、外野席でファンと一緒にファイターズを応援したこともあった。

雨で試合が中断したときにダイヤモンドを1周してホームでヘッドスライディング。これはウインタースが元祖ということになっている。

私の中では元祖は広島のデュプリー。デュプリーやってたよね^^;

とほほ...外国人列伝

日本ハムの歴代助っ人外国人を見渡すと他球団と比べてもそれほど悪くない。
しかしどの球団にも思い出したくもない助っ人外国人が存在する。。。

1974年、日本ハムはバール・スノーと契約した。スノーは来日してからは2軍で調整。やる気を見せていたスノーに周囲は期待していた。しかしスノーは2軍戦初となる登板日に球場に姿を見せなかった。その後スノーはとうとう一度も姿を見せることなく給料だけ持って失踪してしまったのだ。結局スノーはパ・リーグ初の無期限失格選手になってしまった。

ちなみにこの1974年は日本ハムファイターズ発足の年だった。

日本ハム最強助っ人外国人は

日ハムファンの友人はグロスって言ってたけど、やっぱりソレイタかな。来日2年で89本のホームランはなかなかいない。子どものころはわからなかったが、今ならソレイタのすごさがわかる。

日本ハム最強助っ人外国人は「サモアの怪人」トニー・ソレイタ。

週刊ベースボールONLINEより

つづく

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