<地下水観測孔 No.1-8> 過去最高値(ただし4月14日に既出)
セシウム-134:90 Bq/L(平成27年4月13日採取)
これまでの最高値: 73 Bq/L(平成27年3月16日採取)
セシウム-137:310 Bq/L(平成27年4月13日採取)
これまでの最高値: 240 Bq/L(平成27年4月6日採取)
1~4号機サブドレン観測井
新たに1~4号機建屋周辺に設置された観測井について新規事項なし。従来のサブドレンからの再取水のデータは公開されているが、ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137のデータのみで、全ベータ、トリチウム(H-3)、ストロンチウム-90のデータは公表されていない。
※「福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果」のページでの該当するデータ公開も行われていない。
地下貯水槽
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
1号機放水路 ~極めて高濃度の汚染を示す1号機放水路立坑の測定結果(4月15日採取分)
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
◆採取日 (4月8日)→ (4月10日)→ (4月13日)→ 最新(4月15日)
<1号機放水路立坑水(上流側)>
セシウム134:11,000 Bq/L → 11,000 Bq/L → 7,900 Bq/L → 7,600 Bq/L
セシウム137:40,000 Bq/L → 38,000 Bq/L → 28,000 Bq/L → 27,000 Bq/L
全ベータ: 55,000 Bq/L → 52,000 Bq/L → 36,000 Bq/L → 37,000 Bq/L
トリチウム: 600Bq/L → 350Bq/L → 200Bq/L → 210Bq/L
<1号機放水路立坑水(下流側)>
セシウム134:1,300 Bq/L → 1,300 Bq/L → 1,500 Bq/L → 1,400 Bq/L
セシウム137:4,600 Bq/L → 4,900 Bq/L → 5,000 Bq/L → 4,900 Bq/L
全ベータ: 8,300 Bq/L → 8,400 Bq/L → 7,700 Bq/L → 7,500 Bq/L
トリチウム: 1,300 Bq/L → 1,200 Bq/L → 1,300 Bq/L → 1,100 Bq/L
関連データ(東京電力以外のサイト)
以上、「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」平成27年4月17日分の変更箇所を中心にピックアップしました。
構成●井上良太
4月16日分の分析データでは、地下貯水槽ドレン孔水での最高値は「iの北東側」で100Bq/L。地下貯水槽漏洩検知孔水では「iの北東側」で100,000Bq/Lに上昇。「iiの北東側」は5,300Bq/L。「iiiの北東側」で1,900Bq/L。「iiiの南西側」で7,900Bq/L(3月27日採取分の4,200Bq/Lから上昇を続けていたが13日分の12,000Bq/Lから減少傾向)。(ともに全ベータの値)