1号機放水路 ~極めて高濃度の汚染を示す1号機放水路立坑の測定結果(3月9日採取分)とくに上流側では前回以上の大幅な増加
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
◆採取日(2月26日)→ (3月2日)→ (3月5日)→ 最新(3月9日)
<1号機放水路立坑水(上流側)>
セシウム134: 4,100 Bq/L → 5,900 Bq/L → 11,000 Bq/L → 18,000 Bq/L
セシウム137:14,000 Bq/L → 20,000 Bq/L → 38,000 Bq/L → 63,000 Bq/L
全ベータ: 19,000 Bq/L → 26,000 Bq/L → 49,000 Bq/L → 70,000 Bq/L
トリチウム: 510 Bq/L → 360 Bq/L → 360 Bq/L → (分析中)
<1号機放水路立坑水(下流側)>
セシウム134: 390 Bq/L → 270 Bq/L → 380 Bq/L → 410 Bq/L
セシウム137:1,400 Bq/L → 1,100 Bq/L → 1,300 Bq/L → 1,500 Bq/L
全ベータ: 3,500 Bq/L → 3,100 Bq/L → 3,400 Bq/L → 3,300 Bq/L
トリチウム: 2,200 Bq/L → 1,900 Bq/L → 2,000 Bq/L → (分析中)
とくに上流側では前回以上の大幅な増加
関連データ(東京電力以外のサイト)
以上、「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」平成27年3月10日分の変更箇所を中心にピックアップしました。
構成●井上良太
3月9日分のデータでは、地下貯水槽ドレン孔水での最高値は「iの北東側」で110Bq/L。地下貯水槽漏洩検知孔水では「iの北東側」で100,000Bq/Lに上昇。「iiの北東側」は4,300Bq/L。「iiiの北東側」で2,200Bq/L。「iiiの南西側」で8,200Bq/L。(ともに全ベータの値)