野球が好きになりテレビでプロ野球を見始めたころ一番強かったチームだ。
広島カープ
とにかく強かった。
'79'80と日本シリーズを2連覇。
広島●●○○○●○近鉄
広島●●○○●○○近鉄
'79は広島初の日本一。あの『江夏の21球』でも有名。
その時代の助っ人外国人がジム・ライトルだ。
『3番ライト・ライトル』ライトを守っていて名前がライトル。
子ども心にこれが妙に突き刺さった。
ライトルは山本浩二、衣笠らと広島最強時代を作り上げた。
個人的にはライトルと時を同じくしてカープにいたマイク・デュプリーの方が好きだった。
バットを1 周くるっと回して忙しそうに構えるのがなんともいえなかった。よく真似をしたのを覚えている。
思っていたより悪くないカープの助っ人外国人
その後もカープの助っ人外国人はそこそこの成績を残す。
'87～'88 ランス 【ホームラン王 '87】
'95～'96 ロビンソン・チェコ '95に15勝
'96～'97 ルイス・ロペス 【打点王 '96 '97 最多安打 '97】
'98～'00 ネイサン・ミンチー '98に15勝 '00に12勝
'03～'04 アンディ・シーツ
'04～'05 グレッグ・ラロッカ '04にホームラン40本
'08～'09 コルビー・ルイス '08に15勝
'12～'14 ブラッド・エルドレッド 【ホームラン王 '14】
※タイトル、在籍期間は広島時のみ
『ものすごかった』という印象の選手はいなかったにしろ、まあまあのような気がする。
こんな選手もカープにいた！
カープの助っ人外国人を語る上で忘れてはいけない選手がいる。
アルフォンソ・ソリアーノだ。
ソリアーノ？メジャーリーガーのソリアーノだったら知ってるよ！という人もいるかもしれない。
そのバリバリのメジャーリーガーだった彼はなんと広島カープにいたのだ。
カープ球団はドミニカに「カープアカデミー」という野球スクールを持っている。
そこで認められた彼は弱冠20歳の若さで来日。カープの一員になる。
しかしここでは芽がでることはなかった。
3年目となる契約更改で彼は球団が提示した4倍の約2000万円を要求する。結局、年俸調停になり納得のいかない彼は日本を去ることになる。
日本での成績は9試合で17打数2安打4三振、打率.118に終わった。
ドミニカに戻った彼は野球をやっているところをヤンキースのスカウトに見いだされた。彼はヤンキースで花開き、メジャーリーグ16年で2,095本のヒットと412本ものホームランを打つ。
カープ時代、年俸500万円だった彼がその後の16年の野球人生の中で158億円も稼ぐことになることを、誰が知っていただろうか。
球団提示の4倍のお金を要求した彼だけは自分の実力を知っていたのかもしれない。
広島時代のソリアーノ
今年エルドレッドが爆発して、カープが優勝なんてことになったら、カープ史上最強の助っ人外国人なんて言われるんでしょうね。
ロペスもカープの歴史に名を刻んだ助っ人外国人だと思うんだけど、チームは首位から6ゲーム離れた3位と17ゲーム離れた3位。
結果的には'79'80と日本一を連覇したときの助っ人外国人のジム・ライトルになるのかな。
3番・ライト・ライトル
つづく
■プロ野球
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿○『かっとばせ！野球部！』 ～We Love 野球！
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プロ野球の長い歴史の中で最強の助っ人外国人っていったい誰だろう。チーム別に振り返ります。いろいろ懐かしい名前が出てきますよ！
いよいよ次回はNo.1助っ人外国人が決定！