この測定結果も確かに高いが、別のサンプリングポイントにはさらに高濃度の場所も多い。さらに海水サンプルが採取された場所は、護岸地下水で高濃度の汚染が見つかった1,2号機ウェルポイントや地下水観測孔No.1-8にも近い。仮に「大きな変動」がないにしても、港湾内の汚染に対しては警戒が必要だろう。
1~4号機サブドレン観測井
新規事項なし
※「福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果」のページでの該当するデータ公開も行われていない。
地下貯水槽
<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。
関連データ(東京電力以外のサイト)
以上、「福島第一原子力発電所の状況について(日報)」平成26年12月9日分の変更箇所を中心にピックアップしました。
構成●井上良太
12月8日分のデータでは、地下貯水槽ドレン孔水で最高値は「iの北東側」での220Bq/L。地下貯水槽漏洩検知孔水では「iの北東側」での64,000Bq/L。(ともに全ベータの値。1立方センチ当たりで発表された数値をリットル単位に換算)