もうすぐ今日が終わる
やり残したことはないかい?
親友と語り合ったかい?
燃えるような恋をしたかい?
閖上 日和山にて — 田地野 茜さん、他2人と日和山@閖上にいます。
勝又三成さん(南三陸・3月11日)
僕らには 本物の仲間達がいる。
人のことを第一に大切に想える人達。
ありがとうしか 言葉がみつかりません。
一緒にいてくれてありがとう。
応援してくれてありがとう。
仲間でいてくれてありがとう。
弱った時守ってくれてありがとう。
支えてくれてありがとう。
沢山のありがとう。
心の奥から ありがとうしかありません。
忘れない。
忘れたくない。
3/10 3/11 で 骨55本
遺品 沢山見つかりました。
日本全国 世界から
想いが一つに集まったからだと思ってます。
福島原発で震災直後からがむしゃらに働く人達まで 今日は仕事やすんで南三陸にきてくれて 一緒に活動しに来てくれました。
まだまだ大変な福島をはじめ被災地
周りを大切にし
お互い様の精神で 互いに尊敬し合い
亡くなった方々を想い
少しづつ進んで行きたいです。
ありがとうございました。
23:30 フジテレビ ニュースジャパン
今日の捜索活動 見てください。
岩村茂幸さん(雄勝・3月11日)
2012年3月11日は津波をかぶった雄勝中学校の校舎で黙祷した。
2013年3月11日は石巻最大の避難所だったビックバンでの慰霊祭に参列した。
2014年3月11日の今日は、ひとりで雄勝湾を眺めながら黙祷した。海を見ながらその瞬間を迎えたいと思った。
土居章敏さん(閖上・3月11日)
もうすぐ三年。
神奈川の中井町にある会社の6階で異様な縦揺れを感じ、近くの職場消防隊員に゛避難指示゛と言った。
半分は、冗談のつもりだった。
そして、横揺れが来た。
机が左右に大きく動き、書類やファイルが、飛んだ。
パーテーションや壁面書庫が倒れた。
階段の壁も落ちた。
誰もが、東海地震だと思った。
パソコンで見た震源を誰もが信じなかった。
携帯画面の津波情報の東北の数字が10m以上に変わった。
家に戻っても、テレビの前から離れられなかった。
あれから三年。 — 場所: 日和山@閖上
日和山
名取市閖上地域
岡田昌人さん(浜松市西区・3月11日)
……黙祷したいと思うので、協力できる者はしてください。
朝、教室に入るといつも通りのざわめき喧噪笑い声。だけど何かが違っていた。ふと、思いついて、そう言ってみた。すると、急に風がやんだ水面のように、一瞬のうちに完全な静寂が訪れたのだ。
ああ、やはり、そうだったのだ。彼らも、心のどこかで求めていたのだ。今日という一日を始めるための、きっかけを。今日、3月11日。
クラス一の優等生で、テスト前には人気沸騰するM男君はもちろん、そのM君と幼稚園から一緒の、入学時のネコをかなぐり捨てて、最近爆発的に堕落度を加えつつあるA君も、弱視もなんのその、何度顔面で捕球しても絶対野球やめるといわないW田君も、「先生がいたから学校やめずに一年我慢しただに。来年も担任してくんなきゃ、うちどーなるか知らんからね」と大人を恫喝しにかかるS美さんも、「要はテストできりゃいいだら、テストできりゃ」といって、授業の70パーセントは睡眠学習、だが現にM君に次いで成績の良い、こ憎ら度マックスのサッカー少年R君も、夏は暑さのせい、冬は浜松名物の空っ風のせいにして、絶対に寝坊のせいだとは言わない今年度ミス遅刻のMNMさんも、この学年一退廃的なクラスで、周囲に流されず、一学期から変わらぬ誠実さを保ち続けているが、残念な筆跡のため、今一つ信用されないIT君も、提出期限切れの書類をいつ出すのか尋ねたら、来週と答えたので、そんなに待てるかー、と言ってわけを聞くと、学年末テストがあまりに悪くて、今週二つも再テストがあるのでその勉強しなきゃいかん、と急にしおらしくなって、哀れを催したので、じゃあ、来週まで待ってやるよーという答えをまんまと引き出したAYさん・・・
誰一人として、この静寂を乱すものいなかった・・・息遣い一つ感じられない、この、しじま・・・いつまでも、いつまでも続けたい、続いてほしい、この平和な、深い、ひと時、一年間ともに暮らし、何をしたわけでもない、何もしようとしなかったこの担任だけど、間もなくこのクラスも終わりやけれど・・・
祈りにも似た、このわずかな時間。黙祷の後、胸がいっぱいで、クラスへの朝の連絡事項は、うまく言えなかった。被害をこうむったのは、クラスの連中だった・・・ごめん。
那須野公美さん(東松島・3月11日)
2014年3月11日14時46分。
会社の駐車場で黙祷を捧げました
風が冷たい、まだまだ東北は寒い
今日の青空
空はどこまでも繋がってる
みんなの想いもこの空と同じく
きっと繋がってる、そう願いたい
引用元:那須野公美さんのFacebook
「いま人のために動かなかったら いつ動くんだろう」。震災から3年、海の中の現実。海に関わってきたたくさんの人たちの思いを伝える動画です。ぜひご覧下さい。