【緊急地震速報】そのとき自分はとにかくTVを見た!

緊急速報が流れた瞬間!チャンネルを切り替える

8月8日午後4時56分ごろ、和歌山県北部を震源とする地震がありました。震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは2.3と推定されました。この地震について気象庁から「緊急地震速報」が発表されましたが、震度1以上は観測されなかったということで誤報だったそうです。

そのとき、自分はテレビでニュースを見ていました。地上波ではなく衛星CS放送のBBCワールドという英国BBC放送センターから発信される海外のニュース番組です。突然、携帯電話の緊急アラーム音が響き渡り、「ウーウーウー!」という大音量の警笛が耳に突き刺さりました。

TVなら分かりやすく状況を伝えてくれるはず?

今までの経験上、地震速報のアラームが鳴ったときは、ほぼ同時に地震を感じるか、数秒後に揺れを感じるかのどちらかでした。このときは全く揺れを感じなかったので、いつくるのかな?と少し不安になりました。BBCワールドは何の反応もなく緊急速報の字幕も流れませんでした。

自分がとった行動はとっさに身を守る訳でもなく、避難準備を整える訳でもなく、TVのチャンネルを切り替えて状況を把握することでした。かなり強い地震ならば緊急ニュースはNHKだけでなく、民放でも現地の生中継が報道されるはず!という思い込みがありました。

しかし、民放のTV番組は地震のニュースに切り替えられることはなく、字幕スーパーで緊急速報が提示されるだけでした。その状況を見て「大した地震じゃないのかな?」という安心感が生まれたのは確かです。実際には何が起こるか分からないので油断はしませんでしたが、とっさにTVの情報に頼ろうとする自分がいました。