石巻絆の駅・レジリエンスバーからはじまる被災地の旅
正式オープン後はじめて夜のレジリエンスバーに行ってきました。お目当てはFacebookで写真を見て、何としても食べたーい!と思っていた「うにクリームの生パスタ」。
つくってくれるのはもちろん石巻日日新聞社長で、夜はレジリエンスバーのマスターに変身する近江弘一さん。その夜は地元の社会人サッカーチーム・コバルトーレ女川が出演するラジオ番組の公開収録中。たくさんの選手たちや先週の家族、友人、関係者たちが出入りして、レジリエンスバーは華やいだ雰囲気にあふれていました。
▲ こちらがお待ちかねの「うにクリームの生パスタ」
ぷりっとした生パスタにうにクリームが濃厚に絡みつきます。口に入れると海の幸の味わいがクリーミーに溶けていく感じ。生パスタが意外なほどパスタとしての味をしっかり主張していて、海の香りと麦の味わいがクリームでリエゾンされた感じ? でも後味は意外とあっさり。添えられた大葉が意外といい仕事をしています。
ただ、もう少し量があってもいいかな、というのが正直なところ。でも、ガツガツ食べるという雰囲気ではないから良しとしましょう。おいしいドリンクとマスターとのおしゃべり、そして復活に向かう町の人たちとの交流をお楽しみください。
Resilience Bar≪レジリエンスバー≫
宮城県石巻市中央2丁目8-2ホシノボックスピア 絆の駅内
TEL:0225-98-7323
人気メニュー
◆各種生パスタ(新鮮なうにやホタテをトッピング) 840円
◆ハートランドの樽生ビール 525円
◆カナッペ プレート 525円
※カナッペ プレートは、生サラミとモッツァレラチーズ、生ハム、ウニ、キャビアをのせたカナッペ。こちらもおすすめです!昼間はおいしいケーキとのコーヒーセットも人気ですよ。
石巻の過去といまと未来を語り合える場所、レジリエンスバーは石巻「絆の駅」の2階です。1階にはニュース博物館「石巻ニューゼ」。石巻地域100年の歴史と被災から復活に向けての地域の姿を国内外に発信する拠点。このスペースのコンセプト「変化する力」の書が掲げられた階段を上ればレジリエンスバー。約50席のスペースは、ビジネスバーとして、また100インチモニターにサッカーを中心にスポーツを放映するスポーツバーとして、さらにピアノやギターなどのセッションが繰り広げられるライブバーとしても活用されています。12月23日には徳田昌尚クリスマスライブも予定されています。詳しくはホームページをご確認ください。
●TEXT+PHOTO:井上良太