島には島の数だけ「うた」がある・・・か、どうかは知りませんが、代々歌い継がれてきた「うた」、島を思って歌われる「うた」、その時々に栄える「うた」があります。
ようこそ、島唄喫茶へ。
それでは今回ご紹介するナンバーは北海道・奥尻島の「うた」です。
地名はの由来はアイヌ語「イクスン・シリ」 ―――その向こうの島
北海道道南、江差、瀬棚、函館そしてその向こうにある島・奥尻島。
北海道民でもなかなか訪れない島。
道外に住むならば、まずは北海道へ向かい、
そのまま空港、港へ移動して、
さらにそこからその向こうへ。
簡単に行ける島ではありません。
でも
そんな長旅だからこそ、
夏でも冬でもあたたかいのが奥尻島。
港に着くや否や出迎えてくれるマスコット、うにまるくん。
性格はいたって温厚。
のんびりと、ほっこりと、奥尻島時間を演出します。
そんな彼のテーマソング『うにまるちゃん』
かわいいいタイトルとは裏腹に、
まさかまさかの演歌です。
♪ オイデ オイデ うにまるちゃんへ
おくしり島(じま)の うにまるちゃんへ
そんな島の観光シーズンは5月から。
GWの幕開けと共に、うにまるくんがやってきます。
しかし、てっきりうにかと思っていたら
♪ わたしゃうにまる イテテ座生まれ
アンドロメダの 使者(つかい)です
お出迎え そして お見送り。
すっかり子供の人気者。
何もない島。
いや、これ以上求めなくても十分な島。
のんびりと、ほっこりと、奥尻島。
その入り口に、うにまるくん。
♪ 「トゲの数だけ 愛をもち
トゲの数だけ 手をさしのべる」
これがうにまる 人生なのさ
しかしこの歌声、どこかで聴いたことがあるなぁ・・・。
「うにまるちゃん」 作詞:みみととしや
作曲:茅 大介 編曲:池多 考春
歌 :島津 亜矢
(YouTube内)
※曲のタイトルは「うにまるちゃん」ですが、どうも「うにまるくん」が一般的な呼び方のようです。※記事にて紹介した歌詞は1番。2番3番もありますが、全体的に情熱的で面白いです(笑)。
◇参考ページ◇
」(奥尻島観光協会公式HP)