産経新聞≪夏の関電管内 政府試算 電力、安定供給は遠く≫(2012年5月11日)によると、仮に関西電力大飯原子力発電所3、4号機が再稼働したとしても、電力の安定供給は実現しないという。
あれっ?ついこの間まで再稼働にやっきになっていたのは、夏の電力ピークに対応するためだったんじゃないの。
この辺の説明はどうもまだるっこしい。
政府は大飯3、4号機の再稼働で電力不足はゼロとなるとの試算を示した。
しかし、ピーク時の需要に対して供給力に余裕がないと、発電所のトラブルなどで、不足の大規模停電を引き起こす懸念が拭えない。
ということなんだそうだ。
どっちにしろ、深刻な電力不足の懸念があることに違いはない。
政府は電力不足への対応策を来週の関係閣僚会議で協議するらしい。
政府や電力会社の指示を待つまでもなく、本気で夏の節電を考える時期が来ていることは間違いないだろう。
◇参考ページ:関電管内 再稼働でも電力不足(産経新聞 2012年5月11日)◇参考ページ:需給検証委員会 電力不足協議(産経新聞 2012年5月11日)