初めて知った「移行医療」

幼少期に心疾患があった長男。

そのため、コロナワクチンを打つ際の基礎疾患に当たるのではないか?という疑問がありました。

先日、長男の心臓外来の定期健診があり、主治医に確認してみたところ、「先天性心疾患は、基礎疾患ではなく先天性心疾患だ」と言われました。コロナワクチンは接種開始年齢になれば問題なく打てるそうです。

その際に医師から移行医療についてのお話しがありました。

移行医療とは

移行医療は、1993年にアメリカで提言され2000年頃から動き出し、日本では2010年頃から動き出した比較的新しい分野の医療です。小児慢性疾患で小児科にかかっていた患者さんが成長して成人の病院に転科する際、両科の診療の考え方の相違を踏まえて、両親中心から本人中心の医療へ移行することになります。

引用元:移行医療とは? 小児科と成人の診療科を橋渡しするための医療の仕組み | メディカルノート

将来子供が一人で病院に行けるようになったとき、幼少期に自分がどんな病気でどんな治療をしたかを本人の口から伝えることができないと、医者との信頼関係を築くのが難しいそうです。

例えば、お腹に手術の跡があるけど、本人が何の病気でどんな手術をしたのか分からないようなケースです。

親と一緒に病院に通っているときはいいですが、子供だけで病院に行くようになったとき、自分の病歴をしっかりと伝えることができるようになっていることが望ましいです。

そのためにも、子供が高校を卒業するくらいまでには病歴をしっかり伝えて本人に理解させてあげる(移行させてあげる)ことが、移行医療にとって重要になります。

長男の移行医療

長男の場合は心臓病でしたが、心臓病が完治できるようになって、今日で40年ほどになるようです。

昔は手術をして完治したら終わりだったそうですが、研究が進み先天性心疾患が完治しても普通の人よりも心臓病になるリスクが高いのではないか、と言われるようになり、術後も定期検診をするようになったそうです(長男は年1回定期健診を受けています)。

しかし、いつまでも小児科というわけにもいかず、かといって地域の循環器内科では従来の患者で手一杯なため、最近では新しく先天性心疾患外来というものができているようです(まだ全国にあるわけではありませんが)。

長男も、いずれかは先天性心疾患外来に転科することになると思います。その際にスムーズに移行できるように、今のうちから準備をしていきたいと思います。