描いてみよう! 〈肖像画〉

実家で娘の2歳ぐらいの写真を見つけて、余りの可愛さに肖像画を描くことにしました。

下書き

写真をコピーして、裏を6Bで黒く塗りつぶします。

輪郭をなぞって写真を写します。

不気味なトレース・・・。

気にせず先に進めていきます。

娘が「ウサギのフードにしてほしい」と言ってきたのでラフスケッチ。

ウサギの写真をネットで探して試行錯誤。

フード部分をウサギに修正。

ペンで描いていこう!

乾くと耐水性になるペンです。

基本的には0.05mmで描いて、最後に0.3mmで太くしたいところに線を入れます。

顔から先に描きます。

ペンは一発勝負で修正が出来ません。

最初に顔を描いて失敗したら書き直す予定です。

黒目は写真だと真っ黒ですが光が入ると人間っぽくなるので、塗りつぶさずに白い点を作っておきます。

前髪があったほうがかわいいので付け加えました。

顔は描きすぎると黒っぽくなってしまうので、一旦周りを描いていきます。

モフモフ間を出すため、細かいタッチで毛を表現します。

ここまで描いたところで、毛皮が何だかゴザっぽくなってきたことに気付きました・・・。

とりあえず胸元が寂しいのでリボンを追加。

顔の影は点で描くことで黒くならないように工夫しました。

ゴザ風味だった毛の部分は、タッチをいろいろな方向に描くことで解消できたはず。(まだゴザ感はありますが・・・)

鉛筆の線を消して、ペンでの作業終了。

着彩しよう!

水彩絵の具は『ウィンザー&ニュートン』が発色がよくて私は好きです。

固形タイプの絵の具に水を含めた筆をのせると、絵の具が溶けてきます。

要らない紙でためし塗りをすると、失敗なく色を塗ることが出来ます。

以外に濃く発色するので、かなり水っぽい感じでいいです。

ペンの線が強いので、うっすら色を乗せるだけでも良い雰囲気になります。

色を重ね塗りしすぎるとせっかくの発色が台無しになるので、「ちょっと足りないかな」ぐらいで止めておくのがポイントです。

100円ショップで購入した額をアレンジ。

完成!!

所要時間はだいたい7時間くらいでした。

最初の娘の写真とはかけ離れてしまいましたが、まぁ良しということで。。。

母が描いた世界でたった1枚の絵。

娘は喜んでいました(^^♪