フォトフレームなど100円ショップで簡単に手に入りますが、何だか味気ない。
ということで、手を加えて素敵にアレンジしてみました♪
材料・道具
・フォトフレーム
・紙やすり
・アクリル絵具
・額縁用絵具(ゴールドフィンガー)
・ティッシュ
・筆
表面にやすりをかける
このフレームは材質が『塩化ビニル樹脂』と書かれており、このままではアクリル絵の具の定着が悪いので、紙やすりで表面に細かなキズを付けます。
最初は240番の目の細かい紙やすりを使いましたが、あまり削れないので80番の目の粗いものに変更。
内側も色を付けるので、しっかりとやすりをかけます。
額縁の組み立て部分に隙間や凸凹があった場合は、紙やすりで均しておきます。
今回のフレーム材質が塩化ビニル樹脂なので、やすりの粉は水洗いして落とします。
木のフレームの場合は、水拭きして乾かすといいです。
下地塗り
アクリル絵の具でフレームの下地を塗ります。
今回はシルバーのフレームにするため、黒の下地を塗ります。
ちなみにゴールドにする場合は、こげ茶色にするとゴールドと馴染んでいいです。
下地がうっすら浮き上がるので、色々な色で試すと面白いですよ。
ポイントとしては、濃い色のほうが金や銀と調和を取りやすいのでおすすめです。
水を入れすぎると下地の色が透けてしまうので、水はほんの少しにしましょう。
2度塗りして完全に下地が見えないように塗ります。
額縁の内側もしっかり塗ります。
今回は厚みのある額縁なので、内側の黒い色が後から良い具合にアクセントになります。
筆の跡がやや残っていると、上から塗る銀がしっかり塗れているところと、うっすら塗れているところと変化が出て良いです。
仕上げ塗り
下地が乾いたら、額縁用の絵具『ゴールドフィンガー』を塗ります。
銀箔は扱いが難しく、定着するのに膠なども必要ですが、『ゴールドフィンガー』はそのまま塗れるうえに仕上げのニスも不要なのでお勧めです。
『ゴールドフィンガー』は薄く下地が見えるように塗りたいので、私はティッシュで塗ります。
ティッシュは強度が弱いので、不要になった綿の布があればそちらが良いです。
まずは、裏や側面の目に触れにくいところから試し塗りをしていきます。
次に表の面を塗っていきます。
すぐに乾かないので、横に塗った絵具が指について額縁を汚さないように注意しましょう。
完成♪
内側には銀をのせないでツートンカラーです。
中の絵や写真がしまって見えますよ!!
カラーの写真を入れると銀色が程よく、メインの写真を邪魔しない感じでいいですね。
白黒の場合はゴールドを足すと、グレーで統一されすぎなくて良いです。
量産されている額縁もちょっと手を加えるだけで、世界でたった一つの額縁になりますよ♪
アンティークの再生、額縁、石膏、粘土・木製品の装飾、模造金箔金具、塑像品、繊維製品、皮革製品、プラステック、プラモデル制作、挨拶カード等々に最適です。 やわらかい布や指で塗る(摺りこむ)だけでOK。しばらくして磨くと素晴らしい光沢が出ます。 複雑な作業には、アルコール・テレピン油などで薄めてから筆で塗ります。