我が家は冬になるとスキーやスノーボードを楽しみます。
今まで板の滑走性能を上げるためにスプレーワックスを吹きかけていましたが、雪質によっては全く滑りませんでした・・・。
しかたなくスキー場でワックスがけをお願いすると全員で6千円以上なんてことも・・・。
ということで、今年は自宅でホットワックスを塗って準備することにしました。
スプレーワックスとホットワックスの違い
スプレーワックスの良い点は手軽なこと。
スキー当日にささっとスプレーして滑ることができます。所要時間は10分ほどでした。
ただし長持ちしないので、1日のうちに何度か塗りなおすこともありました。
対するホットワックスは、ワックスを塗るのにとても手間がかかります。
さらに技術も必要です。
ただし、シーズン中に滑走性能が落ちにくいので、シーズン前に塗ることで長く快適な状態を楽しむことが出来ます。
必要な道具
以前使用していたホットワックスセットとワックス台を処分してしまっていたため泣く泣く再購入。
台は100均で購入した踏み台4つと滑り止めシートで代用しました。
まずは汚れを落とす
キッチンペーパーにクリーナーを染みこませて、汚れや古いワックスを取ります。
板の滑走面(ソール)の見えない溝(ストラクチャー)に入っている汚れを取り除くために、ブロンズブラシを使って前(ノーズ)から後ろ(テール)方向に向かってブラッシングします。
下の写真を見ると、汚れがどんどん掻きだされていることが分かります。
ブラッシングしたら、コルクに巻いたファイバーテックスで汚れを取り除きます。
ワックス塗り
ワックスを滑走面に生塗りします。
ワクシングペーパーの上にワックスを溶かしながら垂らします。
ワクシングペーパーの上にアイロンをのせてワクシングペーパーをゆっくり動かしながら満遍なく伸ばしていきます。
滑走面にワックスがしみこむようにゆっくり丁寧に塗りこむのが良いようです。
常温までワックスが冷えたら、スクレーパー(定規のようなもの)でワックスを削ります。
ボアブラシでストラクチャーに入ったワックスを掻き出します。
この時、板の前(ノーズ)から後ろ(テール)方向に向かってブラッシングのがポイントです。
ナイロンブラシで更にワックスを掻き出します。
最後にファイバーテックスで仕上げて完成!
2人で分担して行い、スキー板3セットとスノーボード1枚で1時間半ほどかかりました。
台が低いので、終わった後は腰が痛い・・・。
しかし、ワックスをかけた後の滑走面が艶々していてテンションが上がります。
早く滑りたい~♪
まとめ
簡易で済ませてしまうのも良いけれど、時間をかけてしっかりとチューンナップすることで更にスキーやスノーボードを楽しむことが出来ます。
ウィンタースポーツだけでなく、どんなスポーツも同じなのだと思います。
シーズン中やシーズン終わりも同じようにホットワックスをして、道具を大切にしながら楽しみたいと思います♪