苦手は工夫で克服
LD(学習障害)の様々な事例と、その事例ごとの良い対応、悪い対応、工夫が書かれた本です。
手先が不器用で図形をまく描けない子は、その子に合った道具を見つけて使ってみる。
ロッカーの位置が覚えられなければ、覚えやすいシールを貼る。
手順が覚えられなければ、細かい手順表に具体的な指示を書く。
黒板の字をノートにうまく書き写せなければ、写す場所をマークで囲って具体的に示す。
など、その子にあった対応をすることで苦手にならないで済むことが分かります。
みんなと同じようにできないからダメだではなく、やり方を変えることで出来るようになるというという考え方は、学習障害の子どもだけでなく、子育てに活用できると思いました。