検証!充電式の電池はお得なの?

わが家ではちょっと前からリモコンなどに使う単3電池、単4電池を順次「エネループ(eneloop)」に切り替えることを進めており、最近そのすべての切り替えが完了しました。

エネループは三洋電機が開発し、現在はパナソニックが製造・販売しているニッケル水素蓄電池。充電すれば繰り返し使うことができることのほかに、

・長い間使わなかったり充電を繰り返しても電圧が安定している

・過放電したあとでも完全復活する ※1

・マイナス20℃でも性能を発揮する

・満充電から1年経っても約90%、10年経ってもパワーが約70%残っている ※2

という特徴があります。

※1 それまでのニッケル水素蓄電池は過放電(電池を「完全に」使い切ること)するとフル充電したのに満タンにならなかったり、繰り返し可能とされていた回数より寿命が短くなってしまったが、エネループは過放電したあとでも充電すれば100%回復する

※2 スタンダードモデル(白色のモデル)の場合

コストを比べる必要がない?

エネループは普通のアルカリ電池などに比べて単価が高いですし、充電器も必要です。なのでよく話題になるのが

「何回充電したら元が取れるの?」

ということですね。

まあ大ざっぱな計算では20回も使えば元は取れるらしいですが、繰り返し使える回数は白いエネループ(スタンダードモデル)だと約2,100回!もう「何回使えば」なんていうチマチマしたレベルの話ではないんですよ!

あ、自分の方が先…

さてと!これで当分電池には困らない。ていうかどれぐらい持つんだろう?

リモコンの電池交換が多くても半年に1回として、エネループが使えるのは約2,100回だから…

電池より先に自分の寿命が終わりますね。

娘よ、お父ちゃんお前に何も遺してやれないけど、電池だけは不自由させないから!

こちら出番待ちのエネループ。こんなに余っているため「なんか買い方間違えてる説」が浮上。