土曜日が過ぎ、日曜日も過ぎて、月曜日がやってくる。
3月11日にはかさ上げ土の仮置き場の上で、アームを伸ばしバケットを伏せて停まっていたパワーショベル。13日の月曜日の朝には、同じ場所で仕事を再開した。
追悼式の会場だったテントはすでに解体されて、撤収を待つばかり。
3月11日と12日の日曜日は特別な時間だったように感じられる。
けれども、ここから被災地の日常が再び動き始める。日常という現実が広がる。向き合わなければならないものに向き合う時間が、ここにあることを突然のことのように思い出す3月13日の朝。