防災庁舎、保存のための作業中

南三陸町の防災対策庁舎の修復作業が進行中だ。

防災庁舎は東日本大震災の津波で被災して以来、鉄骨がむき出しの姿のまま風雨にさらされてきた。震災遺構としての保存するか解体するか、住民の意見が分かれる中、宮城県は2031年3月10日までの一時保存の方針を打ち出している。今回の修復工事は、震災後20年間の庁舎保存のためのもので、錆び止めや補強が行われる。工期は2017年の2月。

12月上旬に見た時には、海側に養生用のネットが張られただけで、献花台からは庁舎を見ることができたのだが、現在はアンテナを除いてほぼすべてがネットに覆われている。

防災庁舎の近くでは、橋の建設工事も進められていて、すぐ近くに大きな足場が組まれた橋脚の建設現場も。カメラを抱えて防災庁舎の前を探して回る人の姿や、「どちらが防災庁舎か分からない」という声も聞かれた。

養生ネットで覆われてグレー一色に見えていても、南三陸町の防災対策庁舎は以前と同じ場所にある。慰霊のための献花台の位置が変わっても、防災庁舎はここにある。少なくとも2031年3月10日までは。

現在の献花台は下の地図の場所。国道45号線から国道398号に入って(さんさん商店街や三陸道方面)100メートルほど、道が右にカーブした右手の洗車ショップの脇が入口になっている。洗車ショップの北側のスペースが駐車場として使われていて、そこから献花台までは歩いてすぐだ。(復興工事の関係で献花台や駐車場の場所は変わるかもしれない。あくまでも12月末現在の場所とご理解ください)

防災庁舎献花台入口