火災について実は知らないことだらけ
「火事になったらハンカチで口を押さえて、出口に向かって逃げればいい。」と簡単に考えていた私にとって、目からうろこの情報だ。
この本は、火災のときの非難行動に特性があることや、水をかけてはいけない火災、煙の恐ろしさ、避難方法などが書かれている。
自分の今までの知識では、火事が起こったら死んでいただろう。知識もだが火事が起こる状況を具体的にイメージできていなかった。
そういえば、地域の防災訓練での消防士の言葉を思い出す。
「太陽光発電があるかは消火時の重要な情報」
太陽光発電があると、消火の際に感電する恐れがあるそうだ。
科学の進歩によって便利になる一方で、火災のときの消火もどんどん複雑になっているのだと思った。
平成11年に出された本なので、情報としては足りない部分も多いが、自分がどのくらい火災についての知識があるかを確認するのには良いのではないか。