コミュニケーションはサービス!
例えば、自分にとって言われたくないような欠点をからかわれた場合に、思考が止まってしまい、沈黙して微妙な空気が流れたり、どんどん気持ちが落ち込んでくることがある。
でも、この本ではからかわれている自分の欠点と、話をしている自分の意識を、完全に「切り離し」て考えられるかがポイントだと言っている。
これが「神の視点」に立って考えるということだそう。
思い切ってからかっている人たちと同じ視点にたってしまって、相手の目線と一体化して、客観的に自分を見ると、自分のプライドが傷つくことを気にするのではなく、どう面白く会話をするか、自由な発想が出来るようになる。
ヘコんで沈黙したり、ムキになってガードしたりせず、切り返しを楽しむぐらいの余裕が持てると、生きていくのがずいぶん楽になるだろうと思う。
自分にとってキツい状況でも、自分の考え方、とらえ方次第なのだ。
自分の欠点をかばうのではなく、それすらも笑いのきっかけに出来るポジティブな考え方は、実践していきたい。
ウケる技術が書かれているが、視点を変えるためのヒントがあちこちにある本だ。